【京都花めぐり】季節の花々開花中☆南禅寺の梔子&夏椿~野村碧雲荘の花菖蒲~金地院の紫陽花
汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は左京区、梅雨時の南禅寺界隈にある名所に咲く季節の花を早朝めぐってみました。6月22日撮影。
四季折々で多くの観光客が訪れる境内の梔子&夏椿『南禅寺』
左京区にある臨済宗南禅寺派の総本山寺院『南禅寺』。日本の禅寺の中で、最も格式高いお寺。お寺のシンボル的存在で京都三大門の一つにも数えられる三門や、今年国宝指定されたレンガ造りの明治建築・水路閣など、見どころも多く、季節問わず多くの観光客でにぎわう人気スポット。
南禅寺と言えば、桜や紅葉の名所として知られていますが、境内には季節の移ろいを感じる花々があります。
6月下旬の今の時期、参道脇のお庭では、ちょうどクチナシが開花中。梅雨時に大型で純白の6弁花を咲かせて、強い香りを放つのが特徴。秋には橙赤色の果実をつけます。
さらに、法堂前にある沙羅双樹の花・ナツツバキ。朝に咲き夜に落ちるのが特徴で、前夜の花が椿らしくまるごと多数地面に落花。この時は早朝だったため、新たに咲き始めたナツツバキも。
名称:南禅寺
場所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
電話番号:075-771-0365
関連URL:http://www.nanzen.net/index.html
南禅寺別荘エリアの人知れず咲き誇る花菖蒲『野村碧雲荘』
大正から昭和にかけて、日本の実業家・二代目野村徳七の別荘として築造した数寄屋造りの別邸『野村碧雲荘』。2006年には国の重要文化財にも指定されていますが、一般には公開されていない場所。
そんな非公開スポットで、毎年こちらの庭園の生垣越しから見える花菖蒲。建物の周囲にめぐらされた水路脇に帯状に咲き誇り、その光景はまるで尾形光琳の絵画さながらで、直線的かつ立体的美しさ。造園の妙と相まって優雅な風景を展開。手前はすでに散った後で、奥側がちょうど満開でした。
名称:野村碧雲荘
住所:京都府京都市左京区南禅寺下河原町37
関連サイト:http://hekiunsou.jp
参道を彩り開花期間長めの紫陽花☆南禅寺塔頭『金地院』
南禅寺からねじりまんぽ、蹴上に向かう道沿いにある南禅寺塔頭『金地院』。応永年間に足利義持が北山に創建し、慶長10年(1605年)江戸幕府の幕政参与・崇伝により現在の地に移築。徳川家康の遺言により建立された全国3つの東照宮のうちの一つで、小堀遠州作庭の枯山水庭園が有名。その東照宮の楼門脇には、いつもこの時期に紫陽花が咲き誇り、さらに参道にも。
名称:金地院
場所:京都市左京区南禅寺福地町86-12
電話番号:075-771-3511