新1年生と卒業生祝う 権太坂境木自治会
権太坂境木自治会(飯田和隆会長)は3月29日に「小学校入学及び卒業を祝う会」を行い、同自治会内でこの春に新小学1年生になる子どものランドセルお祓いを実施した。
会場となった権太坂境木自治会館には、新1年生28人と、3月に権太坂小と境木小を卒業した5人が集まった。
飯田会長によると、同祝う会は新入学の門出を祝うもので、春から毎日背負うランドセルをお祓いすることで通学時の安全と学業習熟、健やかで楽しい学校生活になるよう祈願するもの。コロナ禍以前、同自治会ではこの時期に「お楽しみ会」を行ってきたが、コロナ禍になってからは記念品の贈呈のみとなっていたという。
飯田会長は昨年にテレビでランドセルのお祓いをしているニュースを見て、「自治会の活性化や加入促進につながるのでは」と考え、自治会行事として取り入れることを検討。役員らで話し合い実現した。「神社ではなく自治会でランドセルのお祓いをするのは横浜市内でも初めてではないか」と述べる。
色とりどりのランドセルのお祓いが終わると、同自治会から名前入りの鉛筆が、また神明社からお守りが一人ひとりに手渡された。
その後は青少年部によるお楽しみ会が行われ、子どもたちの笑顔があふれる心温まる会となった。子どもたちからは小学校では「勉強を頑張りたい」「給食が楽しみ」などの声が聞かれた。