見ごろは3月中旬かも 四日市・南部丘陵公園の梅林 寒波の影響で遅め
四日市市の南部丘陵公園の北ゾーン(日永)は約2700本の梅の木がある。「日永梅林」として、市内屈指の梅の見所は、現在五分咲で、今シーズンの見ごろは今月中旬になりそうだ。
寒波の影響で開花が例年より2週間ほど遅れていたが、2月中旬から開花が始まり、2月末で三分咲だった。3月2日には、「梅まつり」が開催され、子どもの太鼓の演奏や日永つんつく踊りの披露もあった。その後開花が進むと思われたが、長雨と低温で開花はあまり進まなかった。
〔北ゾーンの日当たりのいい場所に咲く梅 3月7日午後3時ころ〕
3月7日午後3時ころ、同公園の北ゾーンでは、木によって開花にばらつきがあり、満開に近いものもあれば、ほとんどがつぼみの木もあり、おおよそが五分咲きといった印象だ。日永地区や四郷地区の団体や学校などが植樹したものもあり、どこの団体が植えた梅が、どれくらい咲いているのか、見るのも楽しい。
〔四郷高校の植樹した梅は三分咲き〕
【海星高校の梅は咲き始め】
この日は強めの風が吹いたが日差しも十分あり、歩くうちに体も温まり、苦になる寒さではなかった。公園近くの学童保育の子どもたちや、中学生、犬の散歩をする人が花見を楽しんでいた。市内から梅を見に来たという60代の女性は「満開ではないが、たくさん咲いている木もある。香りや、花の色の違いも楽しめた」と満足していた。
【犬の散歩の途中に花見をする人の姿も】