六甲山の山麓電飾「1.17」が点灯 東遊園地の追悼会場からも見ることができる 神戸市
六甲山系の堂徳山(神戸市中央区)に、今年も震災が発生した日付「1.17」の電飾の灯りがともされました。1月17日の23時まで見ることができます。
阪神・淡路大震災の記憶の風化を防止し、震災の経験や教訓などを継承・発信していく取り組みの一環として、毎年1月10日頃から17日まで堂徳山電飾「KOBE」の下に「1.17」の文字が点灯されています。
2019年から実施されている同取り組み。今年も例年どおり1月10日からの点灯予定でしたが、機材の不具合で「7」のみ光るハプニングがあり、4日遅れの1月14日から見ることができるようになったのだとか。
写真を撮影した場所は、神戸市役所の東側。三宮駅に近づくとビルや木に隠れて見ることができなかったので、少し離れた場所から眺めるのがおすすめです。
1月17日は日の出時刻(午前7時頃)まで点灯されるため、「阪神淡路大震災1.17のつどい」が行われる会場・東遊園地からも見ることができます。
「神戸市役所前」の横断歩道の真ん中から、堂徳山を見上げると障害物もなくクリアに鑑賞できました。※横断歩道のため撮影は禁止です
ちなみに手持ちのiPhoneで撮影するとこんな感じ。ズームはできますが、綺麗に撮影するのが困難だったため、心のシャッターを切って脳裏に焼き付けておくのがいいかもしれません。
<記者のひとこと>
阪神・淡路大震災から今年で30年を迎え、何気ない日常を送れることが当たり前ではないと改めて考えさせられます。あわせてミント神戸の大型ビジョンや三宮センター街大型スクリーンでは、前年の「阪神淡路大震災1.17のつどい」の様子が流れています。
期間
2025年1月17日(金)日没後~23:00まで
※1月16日(木)は、翌17日(金)の日の出時刻まで点灯(7:00頃)
場所
堂徳山
(神戸市中央区神戸港地方堂徳山)