〈奈良市〉世にも珍しい“双頭のボタン” 世界遺産・薬師寺で開花
玄奘三蔵院伽藍の門前に珍しいボタンが開花
奈良市の世界遺産・薬師寺の玄奘三蔵院伽藍で5月、1つの茎の頂点から2つの花が咲いた「双頭のボタン」が見つかりました。境内では珍しい花を一目見ようと多くの人が訪れています。
薬師寺では玄奘三蔵のふるさと・洛陽がボタンの産地であることに因み、令和3年(2021)から伽藍に約50種のボタンが植えられています。
双頭のボタンはそのうちの「島美人」という品種で、4月下旬につぼみをつけ、5月6日に花が咲いたといいます。
同寺の生駒基達 副住職によると、一つの茎から枝分かれして複数の花をつけることはあるものの、同じ部分から2つの花が咲くことは珍しく、ボタンに詳しい専門家に尋ねても「見たことがない」と話していたそう。
玄奘三蔵院伽藍は散策自由。双頭のボタンは今週いっぱいまで楽しめる見込みです。
玄奘三蔵院伽藍
施設情報
名称:薬師寺
ふりがな:
住所:奈良県奈良市西ノ京町457
拝観時間:9:00〜17:00(16:30最終受付)
拝観料:一般1,000円、中高生600円、小学生200円
アクセス:近鉄西ノ京駅下車すぐ
駐車場:あり(有料)
TEL:0742-33-6001
バリアフリー情報:https://narabftc.com/?s=%E8%96%AC%E5%B8%AB%E5%AF%BA