非常食 必要な備蓄数は? 不動産のプロが指南
不動産コンサルティングのプロとして「防災・減災」に早くから取り組む「株式会社MREコンサルティング」(松元宏機代表=区内末長2の10の19/【電話】044・872・9928)。
「建物調査」や「建物診断」の紹介なども手掛ける同社では、防災情報も幅広く提供。その一環として、同社が取り扱う備蓄食「サバイバル®フーズ」を参考例に、被災時に必要となる「非常食の数」を解説してくれた(左欄参照)。
松元代表は「災害が発生してから救助体制が整うまでには3日はかかると言われています。そのため1人3日分×家族の人数分を最低限、用意しておく必要があります。また子どもの必要量は大人の1/2から2/3を目安に用意して下さい」と説明。また「非常時は不安やストレスで十分に食事をとれない場合がありますので、味のバリエーションなどについても配慮すると、なお良いかと思われます」とも。さらに「被災時に、すぐ取り出せる場所に格納する事も重要。遠方の倉庫では交通マヒで辿り着けなかったり、床下収納では水害時、食べられなくリスクもあります」と注意を呼び掛ける。
同社では前出の備蓄食「サバイバル®フーズ」をはじめ、各種防災グッズ、ハザードマップやその他資料の提供、さらには建物診断なども行っており、備蓄食については試食も受け付けている。