【検証】自宅でキンッキンに冷えたビールが飲みたいので「2680円の高評価タンブラー」を試してみた。
ビールがおいしくなる季節だ。
自宅で飲むときも、お店のようにキンッキンに冷えた状態で最後まで楽しみたい。
そんなとき、Amazonで気になるタンブラーを見つけた。売れているらしく、価格も2680円とお手頃。父の日も近いので、ギフトとしてもよさそうだと思い、試しに購入してみた。
・商品はすぐに届いた
開封してまず驚いたのは、箱から漂う高級感だ。
ネットショッピングでは、商品画像と実物のギャップにがっかりすることも多いが、今回は期待以上だった。
質感も良く、今のところ贈りものとしても申し分なさそうだ。
重さは約180g。軽すぎず、重すぎず、ちょうどいい。
今回は、普段使っているグラスと比較しながら、温度の変化を検証することにした。
注ぎたての温度は、タンブラーが6.4度、グラスが8.1度。
(あとから、ある問題に気づくことになる……)
やっぱり一口目はおいしい。飲み口については特に可もなく不可もなし。
そこから徐々に温度が上がっていくグラス。一方、タンブラーも温度は上昇するが、そのペースは緩やかだった。
温度変化をグラフにまとめると一目瞭然だ。(縦軸が温度・横軸が測定回数)
結果として、やはりこのタンブラーのほうが最後までおいしく飲めた。しかし、ここであることに気づいた。
そもそも「キンッキンに冷えたビールが飲みたい」という思いから始まったこの検証だったが、温度測定に気を取られ、肝心のビールの魅力をしっかり堪能できていなかったのだ。
※同時におつまみを子どもたちにつまみ食いされている……ということにも気づく。
さらに、ビールを入れていたのが、実は通常より温度が高めの野菜室だった。
しまった……。
ということで、今回はしっかりと冷蔵室でビールを冷やし、さらにタンブラーも冷凍庫で冷やしておいた。
・いざ、実飲
おいしい! これだ!
キンキンに冷えていて最高だ。
この日はたこ焼きプレートを使っていて、タンブラー周辺が高温になりやすい状況だったにもかかわらず、最後までおいしい状態で飲むことができた。
ビール以外に焼酎ソーダでも試してみた。氷を入れても問題なく、350mlがぴったり入るサイズ感もよかった(ビールの場合は泡があるため、途中で継ぎ足すことになった)。
「冷たさ」をキープできるだけで、ビールの味わいは大きく変わる。やっぱりビールは冷たくてナンボだな……と思っていたら、ここでもう1つ問題に気づいた。
念のため、やらせレビューを識別する「サクラチェッカー」で調べたら「危険」との判定が出たのだ。同商品は楽天での評価も高いし、筆者の環境だと問題なく使えたけど、そういった判定があったことはしっかりお伝えしておこう。
さて、父の日は何をプレゼントしよう……。
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.