バラの壁30mに成長 綾瀬のヴィラ城山
綾瀬市の有料老人ホーム・ヴィラ城山(早川城山)で、4月下旬にナニワイバラが咲き始めた(=写真・4月24日撮影)。
世話しているのは同施設に暮らす宮坂修三さん(81)。7年ほど前に友人の自宅玄関でナニワイバラを見て感銘を受け、高さ30cmほどの挿し木3本を譲ってもらった。
移植した後は枝を横へ横へと伸ばすように剪定。肥料やりなどの手入れを欠かさずにいたところ、30mのフェンス全体に広がった。満開時は白い花が覆うように咲き、近隣の名物になっている。「ここまで育つとは思わなかった。手入れが大変ですが、陽のあたらない裏側にも咲かせたい」と宮坂さん。
花は散りやすくピークを過ぎているが、若干観賞できる可能性も。同施設正面左側のウッドデッキから扉を開けて入場できる(訪問は徒歩で)。