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『プレデター:バッドランド2』の可能性、「次への扉はある」と監督 ─ 『アベンジャーズ』以前のマーベル映画を参考に

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『プレデター』シリーズ新章『プレデター:バッドランド』がファンから好評だ。これまでのシリーズにとって革命的と言える本作は、初めてプレデターを「応援したくなる主人公」として描き、新たな土台を築き上げた。

完全なる単独作であるが、物語は続編を期待したくなるような結末に。監督のダン・トラクテンバーグはこれまでに『プレデター:ザ・プレイ』『プレデター:最凶頂上決戦』を手がけた、現代プレデター作品のマエストロ。であれば、『バッドランド』のデクたちの更なる狩りが描かれる続編作の可能性だってあり得る。

トラクテンバーグ監督は米にて、『バッドランド』のラストシーンについて「それまで見てきたストーリーへの捻りとしてうまくいっていると思います」と満足げ。「同時に、とてもイケてる何かへの期待値も上げています」と、今後の展開まで匂わせている。

デクの物語を続けていきたい?との問いには、「今作で、面白いキャラクターたちも出揃いました。次はどうなるんでしょう?」と自ら期待を込める。「僕の次回作が『最凶頂上決戦』になるのか、デクの物語になるのかはわかっていませんでしたし、実際にはこの二つを同時にやることになったわけです。次に進む扉はたくさんあります。それは間違いありません」。

具体的な検討については、「紙にペンを走らせた途端に扉から出ていってしまうこともあると思いますが、今のところは、自分のやっていることに納得できるような下見は行ってきました」と準備は万全の様子。マーベル作品に倣って、これまでの作品の要素がクロスオーバーする展開についても語った。

「全ての映画は完結型です。最初の以前のマーベル映画のような感じですね。あの作品たちは素晴らしかった。いろいろなことが見事に繋がる土台を築いていました。だからと言って、“見ろ!色々なことが突然繋がっただろう!”という感じでもなかった。僕はそういうところから学んで、自分たちの映画は、それぞれが素晴らしいアイデアで成り立つように心がけているんです。」

実際に、『プレデター:最凶頂上決戦』では『プレデター:ザ・プレイ』へのさりげない参照があったり、本作『バッドランド』でも『エイリアン』シリーズとのコラボレーションが見られたりと、“とてもイケてる何か”に繋がりそうな伏線は用意されている。『バッドランド』は予想興収を超えるヒットを記録し、批評家・ファン双方からも概ね好評。次なる狩りへの準備は整っていると言えそうだ。

『プレデター:バッドランド』は大ヒット公開中。

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