熊本弁!意味が難しい熊本の方言ランキングPart2
好評だった「熊本弁!意味が難しい熊本の方言ランキングPart1」に続き、今回はウェブアンケートにて総勢8,837名に調査した<熊本弁!意味が難しい熊本の方言ランキングPart2>を発表します。
「ぬすくる」ってどんな態度?気になる方はさっそくランキングをチェック!ただし、熊本県の中でも地域や年代によって使い方や言い方が違うこともあるのでご注意を!
※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
【熊本弁!意味が難しい熊本の方言ランキングPart2】
第1位 のさん(嫌だ)(413票)
第2位 ぬすくる(知らん顔する)(410票)
第3位 おずむ(目を覚ます)(408票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8,837名/調査日:2025年2月25日
県内でも“のさん”派と“ぬさん”派がいるとか! 1位は「のさん(嫌だ)」!
<投票者のコメント>
「人の名前みたい」
「大学時代の仲間の一言で、『何?』と思ったことを思い出しました」
「ノーサンキュウのほうがわかる」
「のさん」は熊本県の方言で「嫌だ」という意味になります。同じ熊本県内で「ぬさん」を使う地域もあるようですよ。言葉の意味は拒否、否定ですが、字面だけ見るとなんだか可愛らしく感じてしまいますね。ただし、実際に使う時は強い口調で言うので、ほのぼのとはしていられなさそうです。軽く伝えたい場合は「のさーん」と伸ばして使うことも!
博多弁とは違う意味で使われています!2位は「ぬすくる(知らん顔する)」!
<投票者のコメント>
「へぇぇぇ!そういう意味なんだ」
「方言は難しい」
「これは分からない」
「知らん顔をする」や「すましている」という言葉を熊本県の方言にすると「ぬすくる」になります。「ぬすける」という地域も。「知らん顔をするな!」と言いたい場合は、方言だと「ぬすくんな!」になります。関西や、地理的に近い福岡県などでは「なすりつける」という全く違う意味の方言なので、勘違いしてしまいそうですね!
おめざ…と語感が近いかも?! 3位は「おずむ(目を覚ます)」!
<投票者のコメント>
「話の流れがないとわかりません…」
「おずむ…が、目を覚ます?」
「こうしてみると、熊本弁にはわからない言葉が多いと思う。今まできいたこともなかった」
「おずむ」は熊本県の方言で「目を覚ます」という意味。福岡県や佐賀県の一部地域でも使われています。ちなみに、「おぞむ」を使う地域もあります。「ゆんべは子どもんなんべんもおずんだ」は「昨夜は子どもが何度も目を覚ました」という意味に。ちなみに「早く起きなさい!」という呼びかけは、方言だと「はよおずまんや!」になります!