手こぎボートでワカサギ釣りで3桁釣果【愛知・入鹿池】桟橋近くでコンスタントにアタリ
数年に一度の大寒波襲来で極寒となった2月10日、愛知県犬山市の入鹿池へワカサギ釣りに出かけた。おいしいターゲットを釣りたいと、1年ぶりにワカサギ釣行だ。
入鹿池でワカサギ釣り
午前10時に見晴茶屋に到着。手こぎボートの受付を済ませ、エサのアカムシと紅サシを購入。
釣況を聞くと、桟橋からすぐ近くの取水塔付近や桟橋周りに群れがいて好調に釣れているらしい。当日桟橋近くは大船団でにぎわっており、常連さんの中には500匹以上釣る人もいるという。
準備を済ませて桟橋へ。出船してすぐの桟橋近くでまずは魚探をかけ、魚探にワカサギの群れが映った場所でアンカーを下ろして釣りスタート。
ワカサギの誘い方
釣り方は仕掛けを底まで落として、底をオモリでトントンしてゼロテンションで止めてアタリ待つ。
アタリがあればアワせるが、アタリがなければもう一度トントンして誘い、ゼロテンションで止めて待つ。この繰り返しでワカサギを誘う。
1匹目は新子サイズ
開始してすぐに穂先がプルプルと震えるが、乗らない。アタリは頻繁だが、なぜかハリに乗らない。何度もあるアタリにアワセを繰り返していると、少し重くなった。
もしかしたら……と半信半疑で回収すると、4cmほどのワカサギが掛かっていた。新子サイズだ。これは掛けるのが大変かも。でも1匹釣れてホッとした。
さらに穂先をちょっと押さえ込むような微妙なアタリ。なかなか掛からないが何度もアタリがあるので、ちょっと強いフワッとしたアワセを入れると、6cmのワカサギが釣れた。
その後は単発とダブルが続く。ポツリポツリと4~8cmのワカサギが釣れてきて、順調に数が増えてきた。
川鵜も近くに来て、潜ってワカサギを食べている。川鵜の近くにはワカサギの群れがいるはずなので、魚探のない人は目印にすると良いと思う。
昼すぎに桟橋に戻りトイレ休憩。小腹が空いたので、見晴茶屋で犬山名物の田楽を食べて体を温める。ちなみにこの田楽はとてもおいしく私のおすすめだ。
桟橋近くのポイントで魚信連発
その後桟橋近くの同じポイントで釣り再開。爆釣とはいかないものの、底釣りメインに単発とダブルでコンスタントに釣れた。
3時を過ぎると日が陰って寒さが一段と厳しくなってきたので、あと10匹釣って終了と決めた。すると単発で1匹、2匹と釣れる。3匹目が少し重い。重いのでスレかと巻き上げると、まさかの4連で一気に6匹に。
その後は単発で9匹目を手にして残り1匹。すぐにアタリが出て、これで終了~と思った途端、水面でポロッと外れて逃走。あと1匹が…。気を取り直して仕掛けを落とすと、すぐに10匹目が釣れて終了とした。
順調に数伸ばし3ケタ釣果
釣果は3ケタ超え。家で食べる分には十分な数が釣れて、満足の釣果となった。ワカサギは家に帰ってからも楽しみ。唐揚げに天ぷらは、とてもおいしかった。
ワカサギ釣りはファミリーやカップルでもそれほど難しくなく、手軽に楽しめる。見晴茶屋では貸しザオがあり仕掛け、エサなど調達できる。3月ごろまで釣れそうなので、皆さんも楽しんでみてほしい。
<週刊つりニュース中部版APC・渡邉 敦/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年2月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。