市役所周辺の最強ランチ特集~3~ 奇跡の味わい「魔法のラーメン」【三島・ラーメンやんぐ】
静岡・三島市役所前から徒歩5分。「こってりしていながらもあっさりしたラーメン」を目指して開発された奇跡の一杯を味わいに行きました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ今回は三島と熱海の市役所近くの極上ランチをシリーズで特集します。三軒目は三島市役所すぐそばの、オープンから行列ができる人気店です。
「生搾りレモンラーメン」が看板メニュー
三島市役所から徒歩5分。
「ラーメンやんぐ」は、三島市役所前の大通りを北へ。一つ目の信号を越えて右折、三嶋大社の鳥居を過ぎると見えてきます。
店内もまるでカフェのようなオシャレ感のラーメン店です。
店内にはアパレルやレコードブースも。イベントも定期的に開催しているそうで、まさに“やんぐ”向けの進化系ラーメン店です。
看板メニューの「生搾りレモンラーメン 塩(1150円)」は、レモンのスライスがのった一杯。多くの女性客から支持されています。
この深み鶏だけじゃない 魚介もいた!
店おすすめのメニューは、その名も「魔法のラーメン(1250円)」。
スープには丸鶏をじっくり10時間煮込んだ鶏白湯を採用していますが、驚くのはその味。鶏だけとは思えない深みと複雑さがあります。
味がしっかり感じられるのに、アッサリしていました。
ラーメンやんぐ・高梨 哲宏さん:
ベースのスープは鶏ガラと丸鶏だけじゃなくて、二番だしを使っています。だしを取る前の鶏に魚介のうま味を吸わせるんです
なるほど! だしをとる鶏に魚介のうま味が込められていたんです。直接的には入っていないのに、魚介のうま味が感じられる秘密はここにあったのです。
こだわりの麺は“四角い”
麺は三島市内の製麺所に特注で作ってもらっているそう。
細麺で、麺にスープがよくからみます。
麺の断面をよく見てみてください。四角いのがわかりますか?
ラーメンやんぐ・高梨 哲宏さん:
この麺は少し四角い形状にしているんです。そのことによって歯切れが良くて、サクサクと食べられる麺になっていると思います
“魔法”をかける珍しい具材
まずはレアチャーシュー。
低温のオーブンでじっくり4時間かけて調理したレアチャーシューが高梨さんのおすすめ。
つい一口でペロリといってしまいましたが、ジューシーでしっとりとした食感と、お肉のうま味、甘みが感じられる逸品です。
トマトはオーブンで100分かけてじっくり焼いているので、甘みと酸味が増幅します。
紫タマネギやタケノコで食感の変化も楽しめます。
「スープと相乗効果で味が変化していくところが、魔法のラーメンの1つのポイントです」と高梨さんは語ります。
奥深い味わいを生み出す工夫
スープのかえしには、まろやかな味わいのモンゴル産岩塩と、ほのかな甘みのある塩も加えてコク深く仕上げています。
さらに野菜から取る香味油も使い、香り高くあっさりしたスープに仕上げているそうです。
まるで“七変化する魔法のラーメン”。食べ進めるごとに味わいが変化していく、まさに魔法のような体験ができます。
こってりなのにあっさりという、相反する要素を見事に融合させた逸品を、ぜひご自身の舌でお確かめください。
■店名 ラーメンやんぐ
■住所 静岡県三島市大社町16-1
■営業時間 11:00〜14:00
■定休 日・木 ※不定休あり
■駐車場 なし