【京都府庁前】日本酒も揃う大当たりのお手軽系な居酒屋!「酒と飯 かたち屋」
2024年末オープン、京都府庁前にあるお手軽系な居酒屋「酒と飯 かたち屋」でディナーなり。家族連れからも評判、中身が伴った良きお店です。
家族連れからも評判!お手軽系な居酒屋
前日予約でお手軽系な居酒屋さんに予約したのですが、これがまたまた大当たり!気合シッカリ目でご紹介します~。
やってきたのは京都府庁から下がった丸太町通沿いにある居酒屋で、「酒と飯 かたち屋」なるお店で、またまた食べログで前日予約を入れたわけで。2024年12月1日オープンのようです。店内に。
キッチンに向かってカウンター席が6席、奥に小上がりがありまして、そちらが8席、更に4人掛けテーブル×2というこじんまり店内。席数よりも、空間はゆとりシッカリ目で窮屈感はほぼゼロ。まだまだお若い実直そうなご店主とサブのもっとお若いお兄さん、お料理・お酒出しお姉さん2名の計4名体制。
本日のメニューがありまして、居酒屋らしい一品が並ぶのですが・・・
家族連れがいるので、子供さんが食べられるものがあるかなあと見ると、大人も子供も嬉しいメニューが揃っていることに気が付くわけで。確かにこのラインナップなら子供連れでも便利に使えそうですな。ご飯物や麺類など〆が豊富なのも嬉しい。
更にもう1ページ。「酒と飯」というだけあって、日本酒に合いそうなものが色々あるなあ~と思ったら、日本酒メニューも豊富なことに気が付くのだ。後程ご紹介~! で、生ビール(中)をお願いしまして・・・
ようやく乾杯を。銘柄はサッポロ黒生。小サイズ¥495、中は¥605でした。以下、税込み価格です。
カウンターに座ると速やかに突き出し三品が出てくる仕組み。右から枝豆に、鯵なめろう、それに胡瓜に肉味噌を乗っけたもの。相方がニコニコしているので食べてみると、これがどれもちゃんと美味しくて、フォーカスバッチリなわけで。胸を張ってお金の取れる突き出しですな。
更に日替わりメニューから「鰹の塩たたき」¥1100なり。岩塩なのか結晶サイズの大きめな塩が掛かっているのですが、鯵の乗せ方が非常にお上手。相方と、これは今日は当たりだよ!とワタシもニコニコになるわけで。
日本酒も色々揃う
で、これは日本酒にスイッチするでしょう!ということで、ようやくメニューを確認。こういう日本酒好きならば、なかなかソソられるラインナップではないかと。それと1合売りはなく、7勺売りと1.5合売りなのもちょっと面白いですな。5勺(90cc)ではグラス売りになるので、徳利出しする作戦だとお見受けするのですが・・・
ちゃんとお猪口も色々スタンバイされていました。今日の気分で選ぶのが楽しいですな。お酒メニューを上から順に攻めたくなるわけで。
で、まずは宮城は新澤醸造店謹製「伯楽星 純米吟醸」¥935なり。「究極の食中酒」を狙って設計されているお酒ですが、こりゃ、やっぱりウマー!ですな。 以後すべて、七勺徳利でお願いしました。
更に焼いた魚から、「鰆の西京味噌焼き」¥990なり。いやー、しっかり味噌味が乗っているのに重すぎず、ほろっと身が砕けて超旨!だと思いつつ。サイズも大きめでこれまたニッコリ。
鰹と鰆で七勺は当然空いて、次のお酒。富山は富美菊酒造謹製「羽根屋 純米大吟醸 50翼」なり。そもそも居酒屋で羽根屋の純米大吟醸に出会った経験は無いと思うのですが、これは見たことが無いボトルだよね~!と喜んでいたら、ご店主から「私もこれが一押しなんですよ」とのこと。 七勺で¥990!とはこれまた超良心的設定。
で、この辺りで奥のご家族連れグループが全員揃われて、お料理出しがちょっと遅くなりますが~とご店主からフォローがはいるのですが、それならと追加で早めに出てくるのをお願いしておくわけで。
こういうのまでちゃんとウマーな、「蓮根のそぼろ煮」¥605なり。弁当のおかずに白ご飯の隅っこに埋めてあると非常に嬉しいだろうなあと思う一品。しっかり、明確なお味。
多分3テーブルとも同じものが出たように思う「小鮎のてんぷら」¥825なり。ほの苦いワタが、ああ、もう鮎の季節なんだなあと思い出させてくれるお味。岩塩とレモンで頂きます。ま、軽やかな揚げ上がりでバッチリですな。
佐賀は天山酒造「七田 しちだ 夏純 」¥880なり。いやー、今の今まで、「しちでん」だと思い込んでいました(超滝汗)。めちゃくちゃ軽やかなお味で確かにむしむしする夏向け!という爽やかさ。度数も14°と控えめなのがイイですな。
こういうアテもあります。自家製らしい「無花果レーズンバター」¥715なり。小鉢に添えてあるのはメープルシロップで、お酒の合間のインターバルにちょっと嬉しい一品。
で、地元近くに戻ってきて滋賀は笑四季酒造謹製「笑四季 特別純米」¥935なり。滋賀酒を扱うお店が多い京都市内なのですが、赤ラベルなのでSensationだと思ったら新作の様で、初挑戦ではないかと。
「う巻」¥1210なり。こういうのもやられています。ま、肉厚なものがしっかり量入っていて、ふわっふわなダシ巻にくるまれて、間違いのないお味。ちゃんとよく効く粉山椒を合わせてあるのも気が利いているわけで。
で、ちょっとお時間頂きますがイイですか~?というお申し出にお願いします!ということで、〆麺を注文し、その間の時間つぶしに「バカルディゴールドハイボール」¥605をちびちび吞みつつ、週末の作戦を考えるノンビリタイム。
居酒屋の〆に「肉うどん」¥880がスタンバっているお店というのは、あまり記憶にないですな。
ご飯物も旨そうなのですが、今日はうどん気分でした。牛肉は事前に糸こんにゃくとあっさり甘口に炊いてトッピングしたような感じで、うどんは京風の細打ちなのですが・・・・
コシは想像以上にしっかりで、出汁も上品でウマー。これは冬の寒い時に食べると一段と旨そうですな。どのお料理も普段使いのお味なのですが、きっちりフォーカス!で、なんだか非常に幸せだった1時間半少々。
以上で〆まして、生ビール小と中、日本酒3合弱、ラムハイボールとそこそこ呑みまして、〆て¥12000チョイ、という大大大納得価格。激安じゃないですが、中身が伴った良きお店です。また、近日使いそうな予感ですな、ご馳走様でした!
店舗情報
店名:酒と飯 かたち屋
住所:京都市中京区丸太町通西洞院東入る梅屋町166-7 SDビル 1F
営業時間:17:00~23:30(LO 23:00)
定休日:日曜
TEL:075-600-9596
https://www.instagram.com/sake_to_meshi.katachiya/