山陽新幹線50周年の記念展示 引退が迫る500系新幹線誕生に向けた試験車両WIN350(500系900番台)の資料を初公開 (京都鉄道博物館)
京都鉄道博物館では、山陽新幹線全線開業50周年記念として開催する「山陽新幹線50年展」が、2024年10月5日(土)にスタートします。
山陽新幹線は、1975(昭和50)年3月10日に新大阪~博多間で全通し、2025年で50周年を迎えます。これを記念し、山陽新幹線岡山開業・博多開業から現在までのあゆみなどを紹介するのが「山陽新幹線50年展」です。
新幹線の歴史ある資料などを一挙公開
■敷設工事から開業、現在のあゆみを物語る資料を公開
1964(昭和39)年10月1日、東海道新幹線が開業し、1972(昭和47)年3月15日に山陽新幹線が新大阪~岡山間で開業しました。「夢の超特急」とよばれた新幹線のはじまりを時代背景とともに紹介します。
■ポスター、記念品、記念切符を公開
山陽新幹線は、1975(昭和50)年3月10日に博多まで延伸され、新大阪~博多間が開通しました。山陽新幹線全通までのドラマをゆかりの資料で紹介します。
■500系新幹線誕生に向けた試験車両WIN350(500系900番台)の資料、初公開
山陽新幹線は、初代0系新幹線電車からN700系新幹線電車まで、技術の発展とともに進化してきました。新幹線電車の特徴を6つのコーナーに分けて、様々な資料で紹介します。
■新幹線、楽しむ!~お楽しみの回想録~
鉄道を利用した遠距離旅行は、特急から新幹線へと変わっていきました。これに伴い、人々の旅行の形も変化していきました。その変化を車内販売・食・ラッピング車両の3つのテーマで紹介します。
※実物車両のラッピング展示はなし
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京都鉄道博物館
山陽新幹線全線開業50周年記念企画展 「山陽新幹線50年展」
【開催期間】2024年10月5日(土)~12月15日(日)
【開催場所】京都鉄道博物館 2F企画展示室
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10月からの開催です。京都鉄道博物館へは、嵯峨野線「梅小路京都西駅」から徒歩2分、「京都駅」中央口からは徒歩で約20分、もしくはバスなどをご利用いただけます。
500系新幹線は2027年を目途に営業運転の終了が発表されていますので、この機会に、貴重な資料の数々をぜひご覧ください。
(鉄道チャンネル)