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奉仕団体が10周年の節目 記念講演にレセプション

タウンニュース

小宮山さん(右)を紹介する佐川理事長(左)

今年3月で10周年を迎えたNPO法人よりそいサポート・ネットワーク(佐川英美理事長)が4月19日、節目を祝ってメロンディアあざみ野で記念講演とレセプションを開催し、会員や来賓ら約90人が参加した。

社会で困っている人や孤立している人に寄り添うことを理念に掲げる同団体。医師、弁護士、社会福祉士などさまざまな職業の人が集い、毎月無料相談会を開催し、これまで法律問題や家族問題など約300件の相談に応えてきた。

今回の周年イベントは、これまで支えて来てくれたスタッフや地域の人々に感謝を伝えるとともに、改めて団体の理念を共有する目的で開催された。

イベント当日は、元厚生労働大臣の小宮山洋子さんの記念講演で開演。現在、長野県軽井沢に住む小宮山さんが「住んでいるところで楽しく輝く」をテーマに、子ども食堂での活動や仲間を作る楽しさなどを話し、聴衆は耳を傾けていた。

講演後は大ホールに会場を移し、レセプションパーティーを開催。ビュッフェ形式の食事で交流を深めた。レセプションでは横浜市社会福祉協議会の井上聖貴地域活動支援課長らの来賓あいさつや、あおば子ども食堂実行委員会の三村徳子代表らが祝辞を述べたほか、歌とフルートのミニコンサートで会場を盛り上げた。

佐川理事長は「コロナ禍で活動できない時期もあったが、皆様一人ひとりのお力添えでここまでやってこられた」と感謝を伝え、「相談に来られた方がその後、賛助会員になられ、地域福祉を支える側に回ってくれた”好循環”もある。これからもさらに、地域福祉活動を通して人々に希望を届けられる団体に成長していきたい」と意気込みを語った。

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