あおば学校支援ネットワーク 「もっと子どもの居場所を」 活動が県の事例に
NPO法人あおば学校支援ネットワーク(竹本靖代理事長)が2月8日、ネクサスチャレンジパーク早野(川崎市麻生区)で開かれたイベントに出店し、児童ら約10人が地域住民と交流した。
学校での教育支援活動や子どもの居場所づくりなどに取り組む同法人。これまでも子どもと大人が一緒になってお化け屋敷を制作するプロジェクトを15年以上継続するなど、子どもと地域をつなぐ活動に尽力。1月には県の推進する「こどもまんなかアクション」の事例としても紹介された。
イベント当日は児童らが射的やわたあめ店、敷地を使った宝探しゲームなどのスタッフに。来場した親子連れの接客などを体験した。参加した佐藤楓花さん(奈良小6年)は「お客さんにゲームを説明するのが難しかったけど、お手本のプレイが褒められたのがうれしかった」と笑顔を見せた。
竹本理事長は「子どもたちには行けば誰かに会える”居場所”が必要。まだ開催日時などは限定的だが、もっとそういう場を増やしていきたい」と思いを語った。