鷲尾理事長母校で講演
県立横須賀高校同窓会組織「朋友会」が主催するホームカミングデーが3月30日、同校で開かれ34期生で湘南信用金庫理事長の鷲尾精一氏が講演を行った=写真。
「地域とともに」をテーマに、横須賀市内の再開発の現状や金融機関としての地域貢献への熱意を伝えた。在学中の話題にも触れ、バスケットボール部に所属して関東大会出場を果たした思い出も語った。
今から5年前、コロナ禍という困難な状況での理事長就任も振り返り、「やめること」「続けること」「はじめること」をキーワードに業務改善に取り組んできたことを紹介。職員の服装規定の緩和やペーパーレス化といった効率化を図る一方、次世代経営者育成の「しょうなん経営塾」継続といった地域との繋がりを重視する姿勢を示した。デジタル化の推進や店舗体制の見直し、法人サポートセンターの新設など、変化する時代に対応するための新たな取り組みも話した。