今年も福祉などへ寄付、四日市の富洲原エキサイティングCLUB
社会福祉事業に役立ててほしいと、三重県四日市市の富洲原エキサイティングCLUBが12月18日、市に10万円を寄付した。同時に、能登半島地震災害義援金として12万5191円も寄付した。9月に開催したチャリティーイベントの収益金からで、同CLUBの寄付は2011年から続いている。
贈呈が市役所であり、野呂忠生会長(野呂水産運輸代表取締役)から森智広市長、市川和彦健康福祉部長に手渡された。森市長から野呂会長に感謝状が贈られた。チャリティーイベントは2011年から四日市花火大会に合わせて開き、2023年からは独自のイベントとして開いている。今年は9月22日に開催し、消防艇の参加などもあってにぎわい、森市長も見学に訪れたという。
もともと、市立富洲原中学の卒業生有志が1980年代に同CLUBを結成し、地域のスポーツ行事や祭り、イベントなどに参加してきたが、「何か社会に貢献できることをしよう」とチャリティーイベントを始め、寄付を続けるようになったという。
森市長は「毎年、続けていただき、ありがとうございます」とお礼を述べた。野呂さんは「わずかでも、こうしてイベントを続けられ、お手伝いになれば。毎年、何らかのバージョンアップができるよう、みんなで相談しています」と話していた。2025年は11月にイベントを開催するという。