地域連合 核廃絶を訴え 川崎駅前などで街頭活動
市内の多くの労働組合で構成される「川崎地域連合」(渡部堅三議長)と県組織「連合神奈川」は8月8日、核兵器の廃絶を求める街頭活動「ピースウイーク」をJR川崎駅前や溝口駅前で行った。
川崎駅前ではリレートークが行われ、渡部議長が国連で採択された核兵器禁止条約について言及。「唯一の被爆国である日本は批准していない。政府に対し、早期の署名・批准を求める」と訴えた。
労働組合組織の要職者や連合支援の国会、県議会、市議会議員もマイクを握り、パレスチナ自治区ガザ地区で続くイスラエルの軍事作戦やロシアによるウクライナへの軍事侵攻について触れつつ、平和構築への思いを語った。参加者は道行く人たちへチラシなどの啓発物を配った。
ピースウイークは広島、長崎への原爆投下の日に合わせて県内の9地域連合が毎年実施する。