普段は公開されていない湿原で希少な生き物たちを観察 皿池湿原で「ハッチョウトンボとトキソウの観察会」開催 三田市
三田市の『皿池湿原』で、6月15日に「ハッチョウトンボとトキソウの観察会」が開催されます。現在、参加申し込みを受付中。
『皿池湿原』は県下でも有数の規模を誇り、貴重な生態系が残る湿原として知られています。平成31年には県の天然記念物にも指定されました。
皿池湿原には希少な動植物が多数生息していますが、湿原環境保全のため普段は公開されていません。今回のイベントでは、湿原の中を見学し「ハッチョウトンボ」と「トキソウ」を観察できます!
「ハッチョウトンボ」は日本最少のトンボとして知られ、湧水湿原を代表する昆虫。また、トキの翼の色に似ていることから名づけられた花 「トキソウ」(ラン科)は、近年自生地が減少している希少な湿原生植物です。
担当者は「ハッチョウトンボやトキソウをはじめとした希少な動植物が生息する皿池湿原観察を、ぜひこの機会に体験してください!」と呼びかけています。
<記者のひとこと>
普段は入ることができない湿原の中に入って、いろんな希少な生物を見られるのはウキウキしますね!自然環境を守る意識を持つきっかけになりそうです。
開催日
2024年6月15日(土)
場所
【集合場所】JR相野駅
(三田市下相野)
時間
【午前の回】9:00~
【午後の回】13:10~