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新特撮シリーズ【PROJECT R.E.D.】始動へ 第1弾は「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」

おたくま経済新聞

新特撮シリーズ【PROJECT R.E.D.】始動へ 第1弾は「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」

 東映は11月24日、新たな特撮シリーズ【PROJECT R.E.D.】(プロジェクト・レッド)を始動することを発表しました。2026年より、テレビ朝日の毎週日曜9時30分〜10時の枠で放送開始。シリーズ第1弾として、完全新生された「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」が登場します。

 解禁されたティザービジュアルには、メタリックレッドのスーツに身を包んだ新ギャバンが力強く拳を握りしめる姿が描かれ、「超える。」というコピーが添えられています。ヒーロー像の刷新を強く印象付ける、鮮烈なスタートです。

■ “赤いヒーロー”を軸にした新ブランド【PROJECT R.E.D.】

 シリーズ名の由来は“超次元英雄譚(Records of Extraordinary Dimensions)”の頭文字「R.E.D.」。その名の通り、ブランド全体を通して“赤いヒーローが中心”となる新機軸の特撮シリーズです。

 さらに、本シリーズでは 複数作品間でのクロスオーバー展開も予定されており、東映は「それぞれの世界観に奥行きを持たせる」と説明。1975年から50年にわたり続いてきた“戦隊枠”が、いよいよ新たなステージへ移行することになります。

■ 記念すべき第1弾「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」

 「宇宙刑事ギャバン」といえば、1982年に誕生し、メタリックボディの斬新なビジュアルとSFアクションで一世を風靡したヒーロー。その革新性を受け継ぎつつ、今回の「インフィニティ」は世界観をゼロから再構築した完全新生作品とされています。

 新生ギャバンの特徴として「メタリックレッドを基調としたコンバットスーツ」「現代の技術進化(AI・宇宙探査など)を取り込んだ新設定」「最新映像技術によるSFアクション表現」が挙げられています。

 東映は「80年代の“未来予想”は今や現実。技術の進化が著しい今だからこそ可能な映像表現と、リアルに響くストーリー構築で、新生ギャバンが誕生します」とコメント。原典を知るファンはもちろん、まったく新しい視点で物語を楽しむことができる作品となりそうです。

■ “スーパー戦隊”終了報道の余波も

 一方、今回の発表を語るうえで避けて通れないのが、10月下旬頃から関係者取材を通じて流れ始めた「スーパー戦隊シリーズ終了」の非公式報道です。

 ネット上では、過去の出演者やファンの間に動揺が広がり、現在放送中の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」が最期の戦隊になるのでは、という憶測も飛び交っていました。

 そして今回、発表されたPROJECT R.E.D.がそのままゴジュウジャーの後枠(毎週日曜9:30〜)に入ることから、噂は一気に現実味を帯びる形に。

 ただし、東映およびテレビ朝日は、スーパー戦隊シリーズの今後について公式なコメントを発しておらず、終了の真偽は現時点では未確定。

 それでも、“50年の歴史を超える”というコピーと、完全新ブランドの立ち上げは、確かに大きな転換点を予感させます。

 PROJECT R.E.D.第1弾「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」の登場人物やストーリー詳細は今後発表予定とのこと。特撮史に新たな1ページが刻まれる瞬間を、まもなく迎えることは確実でしょう。

<参考・引用>
PROJECT R.E.D.東映公式/『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』(@ProjectRED_Toei)
東映株式会社公式HP

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025112401.html

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