回転扉が目印の新店♡元町のフレンチビストロで「モーニングガレット」はじまります 神戸市
1月にプレオープンした『Le Tourniquet(ル・トゥーニケ)』(神戸市中央区)は、アイドルタイムなしでいつでも気軽に美味しい料理とお酒が楽しめるフレンチビストロ。2月中旬からは朝9時からオープンとなり、モーニング限定の「ガレット」が始まるというので、一足お先に味わってきました!
JR元町駅から北へ10分ほど歩くと、右手に見えてくるピンクの外観は、下町情緒ある通りの中でここだけがパリのレストランといった雰囲気。元は宝石店やギャラリーだったこともあるという重厚で個性的な建物です。
ガラス張りの店の前まで来て「ん?どうやって開けるんだろう?」と、一瞬とまどいますが...。
店名の通り、入口が”回転扉”(Tourniquetはフランス語で回転扉の意味)になっているので、中央のガラスの右端を強めに押せば...オープン!
店内中央の広い通路の両側には、外観同様ピンク色の大きなカウンターに8席、テーブル席22席が、ゆったりと配置されています。ペットも一緒に入店OK、またお子さま連れにも嬉しい空間です。
店主の伊藤さん自身も犬を飼っていて、愛犬連れで美味しい食事が食べられるお店がなかなかないと、日頃から実感していたそう。朝から夜まで好きな時に来て、料理やお酒などを自由に楽しんでほしいと開業に至りました。
この日、賄い用に「ブイヤベース」を作っていたので、スタッフさんにことわって撮影させていただきました♪お昼に提供されるものと全く同じ内容です。
ブイヤベースはとてつもなく手間暇をかけた同店定番のメニュー。まずは魚を骨ごと野菜と共に9時間じっくり炒めて水分を飛ばしておかか状にし、ミンサーにかけ、また魚や野菜の出汁を入れて何時間も煮込み、ミキサーにかけてペーストにします。
注文が入れば、そのペーストにアラ出汁やトマトソースを加えてスープを作り、焼いた魚介や海老を入れて完成!...と、工程を聞いただけで、もう食べたい...次回はブイヤベースを食べに来たいと思います。
さて、今回は2月中旬から提供が始まる、モーニング限定の「ガレット」をご紹介。なんとカウンター席の目の前で焼いてくれることに!
高温に熱した鉄板の上に、バターとオリーブオイルを馴染ませたら、国産とフランス産そば粉をバランスよく配合して作った生地を丁寧に広げていきます。
生卵を落とし、2種類のチーズを入れたら角を織り込みます。生地を動かすたびに、香ばしいそば粉の香りがふわっと香ってきます♪
焼き上がったガレットに生ハムと葉野菜を乗せたら完成!
まずは焼き立てのうちに、カリっと仕上がった端っこの生地を実食。個人的にここが一番好きな部分♪国産そば粉とフランス産をバランスよく配合したという生地からは、そば粉の香ばしい風味が!
真ん中のモチっとした生地は、とろ~り黄身と絡めて生ハムや野菜と共に頬張ると、一気に口の中が幸せに♡
セットドリンクは日本茶や紅茶、コーヒー、ジュース類から選択。プラス料金でシードルやアルコールを選ぶこともできます。今回はコーヒーをちょっと変わった急須スタイルで頂きました。
京都・老舗「森半」が監修した「チャスタ」の急須。先端にステンレスフィルターを付けるので、茶葉はもちろんコーヒーを淹れることも可能なんだそう。
急須の中で2~3分待って、豆そのものの香りやコク、旨味を充分に抽出し、風味豊かでまろやかな味を楽しみます。たっぷり2杯分はあるので、朝のひと時をゆっくりと過ごせますね♪
2月中旬からは朝9時のオープンから20時まで開いているので、お昼や夜に限らず、ふらりと訪ねて色々な楽しみ方ができそうです。
場所
Le tourniquet(ル・トゥーニケ)
(神戸市中央区中山手通3-15-11)
営業時間
9:00~20:00
※モーニングは11:00ごろまで
定休日
水曜日
プレオープン日
2025年1月11日(土)
※2月中旬から9:00~20:00の本格始動に