「姉妹都市を知って」 大越小6年生が駅頭PR
市立大越小学校(後藤智子校長)の6年3組の児童32人は13日、小田急線の藤沢から湘南台間の5駅で姉妹都市のPRチラシを配布した。
この活動は、同クラスの総合的な学習の時間で1年間取り組んできた仕上げとして実施した。
姉妹都市をテーマにするきっかけを作った小榎珠梨さん(12)と支援した水野結仁さん(同)は、「なりたい自分を目指す中、身近な海外、姉妹都市を通して世界を知れたらと思った」と動機を語る。
その後、姉妹都市の市民団体との交流などで学びを深める中、駅頭で250人に行ったアンケートで、認知度が20%しかいないという事実に直面。クラスで協力してPRチラシを作り、藤沢駅から湘南台駅の間の5駅で鉄道利用者らに配布することを決めた。
当日、チラシを受け取った人は「姉妹都市という存在は知らなかった」と話したほか、北海道で公務員をしていたという男性は「子どものころからのこの活動は姉妹都市との交流促進につながる。偉い」と賛辞を送った。
藤沢市の姉妹友好都市は大韓民国保寧市など5都市ある。都市間で交流事業等を実施している。