創業50年を超える洋食店『グリル一平尼崎』でマスター特製「トマトハンバーグ」を実食 尼崎市
緑の蔦で覆われた外観が特徴的でまるでアニメの世界に出てきそうなこのお店は、昨年創業50周年を迎えられた洋食店『グリル一平』(尼崎市)です。地元の方々に長年愛されている同店で絶品ランチを食べてきたので、その模様をレポートします。
お店があるのは、阪神尼崎駅から北へ歩いて約8分のところ。
店内は外観から想像できないような落ち着いたオシャレな洋館のような内装で、別世界に入り込んだような感覚に陥ります。マスターの趣味が海外旅行や映画鑑賞でご自身の理想がぎゅっと詰まった内装になっており、土・日のディナータイムには2階でクラシックギターやピアノの生演奏を聴きながら食事を味わうことができます。
洋食店で4年間修業を経て、1974年10月に独立し同店をオープンされました。昨年は創業50年という節目の年で今まで携わったたくさんのスタッフが集まったパーティーが行われ「あっという間のようだけど、こんなに多くの人と繋がり歴史を刻んできたのだな」と実感されたそうです。
その際発行された雑誌を拝見すると、同店の歴史やスタッフの感謝の気持ちがたくさん綴られており、ほっこりした気持ちになりました。
メニューがたくさんあってどれも美味しそうなのですが、今回マスターのおすすめで女性に人気だというハンバーグの「ポモドーロセット」を注文しました。運ばれてきた瞬間想像していたハンバーグとは全く異なるビジュアルに思わず「うわぁ~きれい♡」と声を出してしまいました。
まずは、セットのスープですが深みのある濃厚な味わいで黒コショウがアクセントになっていて美味でした。
メインのハンバーグですが、こちらはイタリア完熟トマトで煮込まれたハンバーグで食べ歩きで訪れた南イタリアで現地の方から教えてもらったレシピで作られています。ビジュアルがまるで太陽のようで見ているだけでなんだか元気が湧いてきます。
早速ナイフで切ってみると半熟卵がとろっ~とあふれ出し食欲をそそられます。
ハンバーグは肉々しく噛んだ瞬間肉汁がじゅわっと口いっぱいに広がります。トマトソースの酸味がまろやかであっさりとした味わいなので女性に人気だというのも頷けます。周りのボイルされたニンジンもとっても甘くてどんどん口に運んであっという間になくなってしまいました。トマトソースが絡んだ玉ねぎもとろける食感でソースも余すことなくいただきました。
マスターの人柄や愛情がたっぷり詰まった料理はほかにもたくさんあるので、ぜひ1人でも大切な人とでも料理とお店の雰囲気両方を味わいに訪れてみてください。
場所
グリル一平尼崎
(尼崎市東難波町5-15-14)
営業時間
11:30~14:00
17:00~20:00
※ディナータイムは土曜日、日曜日のみ
定休日
水曜日(祝日の場合翌日休み)