津南醸造がAIエージェントのテスト運用開始、自社商品の広報やマーケティングに活用
「酒蔵プロモーションAIエージェント」の概念図(津南醸造のプレスリリースより)
津南醸造株式会社(新潟県津南町)は6月11日、スペースシードホールディングス株式会社(東京都港区)と協力して開発した「酒蔵プロモーションAIエージェント」のベータ版を先行導入し、テスト運用を開始したと発表した。津南醸造が展開する日本酒「GO」ブランドシリーズや、海外市場向けの季節限定商品の情報発信を強化する。
津南醸造が今回導入したAIエージェントは、対象商品やターゲットに関する情報を入力することで、KGIやKPI、プレスリリースなどの原稿、SNSイベントなどキャンペーン企画といったマーケティング施策を自動的に提案したり、支援することができる。
津南醸造では、海外展開のための多言語プレスリリースの自動作成や、季節限定商品のキャンペーン資料作成支援、想定顧客像に応じたコピーライティングの最適化などに、試験的に活用。
「将来的には、ユーザーの購買データやSNS動向と連携した施策最適化も視野に入れており、デジタル×伝統の融合による次世代型酒蔵経営の一環として取り組んでいく。地方発の酒蔵が持つ魅力をより効果的に伝え、新たな市場との接点を創出することを目指す」(プレスリリースより)という。
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