モスバーガー市が尾駅前店 障害者アートを展示 社会参加と理解啓発に
モスバーガー市が尾駅前店(市ヶ尾町1155の10)で4月から9月にかけて、障害者アーティストの作品展示が行われている。主催は、社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団。
(株)モスフードサービスの障害者支援事業「MOSごと美術館」の連動企画。障害者の社会参加や地域との交流促進を目的に、各地のモスバーガー店舗で障害者アートを展示している。過去に横浜市での実施例はなく、障害者スポーツ文化センターラポール上大岡(同法人運営)の働きかけで今回、同店とニュータウンセンター中央店(都筑区)で初開催に至った。
展示作品の選定には各店舗も参加。同店の小菅潤一店長は「画像を見て選んだが、実物はより素晴らしい。店の雰囲気も変わって、お客さんからも好評です」と笑顔を見せ、「今後もぜひ協力していきたい」と話していた。同センターの坂本ももこさんは「障害に対して関心を持ってもらうと共に、作者の方々のモチベーションにもなれば」と期待を寄せた。
展示期間は1期が7月1日まで、2期が7月2日から9月30日まで。同店では入れ替わりで2作品ずつ、合計4作品を展示予定だ。