台風コロッケに「時代の流れを感じる」。謎の慣習に対し「初めて聞いた」の声も多数
謎の慣習「台風コロッケ」って知ってる?
みなさんは「台風コロッケ」という言葉を聞いたことはありますか?2001年に誕生したワードで、台風の日にコロッケを食べるという謎の慣習です。
台風がくるたびにSNS上で話題となり、都度「初耳」や「知らない世代がいるなんて」のようなコメントが続出。本記事では「台風コロッケ」に関するネットユーザーの声をご紹介します。
台風コロッケとは?
先述の通り、「台風コロッケ」とは台風が接近・上陸している際にコロッケを買って食べる慣習のこと。もともとは匿名掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」の台風実況スレッドに書き込まれた「念のため、コロッケを16個買ってきました。もう3個食べてしまいました」という投稿が発端で誕生したと言われています。
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SNSには「初めて聞いた」「知らないの?」の声
今年も何度か台風が接近・上陸しており、そのたびにSNSには「台風なので今日はコロッケ♪ 」「台風におびえながらコロッケパーティーします」のような声がずらり。スーパーに貼り出された「台風コロッケいかがでしょう?」のポップを撮影し、「思わず買っちゃいました」「台風コロッケとか、なつかしすぎ」と写真を投稿する人もあとを絶ちません。
一方で「初めて知った」「そんなのあるんだ!? 」「なにかと思って調べちゃった」とのコメントも多数。「台風コロッケ」の慣習が生まれた当時を知っている人たちからは、「みんな知らないみたい……」「時代の流れを感じる」「わからない世代が増えてきて悲しい」のような声が寄せられています。
台風コロッケは緊迫した状況を和ませてくれる緩和剤
およそ四半世紀にわたり語り継がれてきた「台風コロッケ」の慣習。SNSの口コミを見ると、徐々に定着しつつある一方で、知らない世代も増えてきているように思えます。
台風接近という緊迫した状況下で、少しでも心をほっと和ませてくれる「台風コロッケ」。時代の流れとともに立ち消えてしまわずに、より広く浸透すると嬉しいですね。
ライター:pomipomi(webライター / 料理研究家)