【詐欺師のレシピ】第5回:まさかの具材が激ウマ! 韓国の国際ロマンス詐欺師J.pY式「レタスもやしチャーハン」
私(の裏アカ)は完全にアイドル。なにせフォロワー(全員詐欺師)は1万4000人を突破。最大収容人数1万4501人の武道館を世界の詐欺師たちで満員にできる人気を誇っているのだ。
そんな詐欺師たちとやりとりをし、さりげなくチャーハンのレシピを教えてもらうというのが当連載の趣旨。今回のシェフは、韓国の国際ロマンス詐欺師J.pY嬢である。
【動画】どのように作るのかの詳細はこちらのインスタをチェック
・国際ロマンス詐欺師とは?
J.pYは35歳。まずはお友達から〜と、かなりの長期戦で徐々に徐々に距離を縮めて信用を勝ち取り、隙を見ては「ウソの投資話」などに持っていき金を騙し取る国際ロマンス詐欺師だ。
料理は苦手と自己申告しつつ、「私は普段、卵チャーハンか海鮮チャーハンを食べます」と、チャーハン探求家の私に隙だらけの返信をしたのが運の尽き。絶対に逃がさない。
というわけで、まずは卵チャーハンから教えてもらった。
なお、相手が教えてくれる具材や作り方は完璧ではなく「ヒント」に過ぎない。ゆえに調理師免許も所持する私(GO羽鳥)の「解釈」で構築してみた。いわば詐欺師と私のコラボレシピでもある。
【材料】
・ごはん(冷メシを推奨)
・たまご1個(溶いておく)
・ねぎ(食感と色味を考え、長ネギ&万能ネギを用意)
・チャーシュー(J.pYは入れても入れなくてもOK的なテキトー返答だったが、私は適度に入れた方が良いと判断)
・もやし(半パックくらい)
・レタス(適量)
・シオコショー(適量)
・味の素(適量)
【作り方】
1、鍋に油をしき、ごはんを炒める。
2、たまご液(溶いた卵)を加えて炒める。
3、ネギ、チャーシュー、もやしを加えて炒める。
4、塩コショー&味の素を適量入れて味付け。
5、最後にレタスを入れ、少し炒めて……
\(^o^)/完成!\(^o^)/
して、そのお味は──
はっきり言おう。めちゃめちゃウマイ。
レタスチャーハンとしても美味しいのは無論、まさかの具材「もやし」がまったく邪魔していないのにはビックリ仰天。
いやむしろ、最初からレタスとのコンビだったのでは……というほどのダブルシャキシャキ。
しかも「種類の違う食感のシャキシャキ」をカマしてくるのだ。もやしとチャーハンって合うのですね〜。
あとこれ、あくまで私の判断によるものだが、絶対にチャーシューは入れた方が良いと思った。
仮にチャーシューなしの野菜オンリーだったら、逃げ場がないほどベジーな(野菜っぽい)チャーハンになっていたことだろう。何らかのタンパク質は欲しい感じだ。
いずれにしても、ものすごく完成度の高いチャーハンだ。何度も言うが、本当に「もやしとチャーハンの相性の良さ」は青天の霹靂(せいてんのへきれき)。シャキシャキという音の雷が私の心には落ちまくった。
韓国ではこのような「もやしチャーハン」がメジャーなのだろうか? 具材の価格も安いし、天才的発想。そういえば、「韓国のチャーハン」を食べたのは今回が人生初かもしれない。次回は海鮮チャーハンを教えてもらおう。
執筆:迷惑メール評論家&チャーハン探求家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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