震災から30年 記録映像で振り返る「防災減災セミナー」神戸国際大学で開催 神戸市
阪神淡路大震災から30年を迎える来年1月12日に、神戸国際大学にて「地震・津波に向けた防災減災セミナー」を開催します。大学関係者のみならず一般参加も可能で、事前申し込みや入場料は不要。
同セミナーは、神戸国際大学の学生団体「防災救命クラブ(DPLS)」が主催し、2017年から毎年テーマを変えながら継続しているもの。
今後30年以内に発生する危険性が高いとされる南海トラフ地震など、常日頃より備えを考える必要がある中、震災を振り返り、地震や津波に対する備えや防災・減災について考えることを目的としています。
第9回目となる今回は「阪神・淡路大震災30年―ひょうご・神戸が学んだこと―」をテーマに、阪神淡路大震災発生当日、神戸市広報課の職員としてその光景をいち早く記録した経験を持つ、同大学副学長・経済学部教授の松崎太亮氏が登壇。
神戸市内の被害状況の記録映像を用いて、ライフラインや産業への影響、くらしやまちづくりおよび教育面における復興過程を、撮影者としての解説を交えながらダイジェストで振り返ります。
毎年100名近く聴講に訪れる、完全開放型の講演会となっています。
【これまでの実施内容 ※一部抜粋】
第8回:「災害時の避難および避難所について」(2024年実施)
第7回:「阪神大震災後の医療の発展について」(2023年実施)
第6回:「災害時のグリーフケアについて」(2022年実施)
第5回:「Withコロナでの避難所運営」(2021年実施) ※オンライン開催
第4回:「災害時の医療支援について」(2020年実施)
<記者のひとこと>
地震や津波に対する備えについて改めて考える機会をもつことはとても大切に感じます。30年前に遭った被害を忘れず、今後に備えたいと思います。
開催日
2025年1月12日(日)
※入場無料
※事前申込不要
場所
神戸国際大学 2号館4階「ミカエルホール」
(神戸市東灘区向洋町中9-1-6)
時間
13:30~15:00(開場13:00)
問合せ
078-845-3621
(神戸国際大学 地域交流担当 / 9:15~17:00)