大船小5年生 安心の要は「人とのつながり」 仲通などで防犯パトロール
「大船小学校です。気を付けてくださーい」。2月14日、子どもたちの元気な声が大船仲通商店街に響いた。
呼びかけをしたのは、大船小学校の5年生だ。昨年度からまちの安心について考え、「つながる」をキーワードに学区の町内会とも交流を深めてきた。今回は、まちの人とのつながりを作るきっかけの1つにと、防犯パトロールに挑戦することに。交流してきた町内会のほか、大船防犯連合協会、大船防犯指導員会らが協力し、大船駅前を練り歩いた。パトロールに合わせて、児童らは「特殊詐欺に注意!+81からくる電話に絶対出ないで」「二階でも油断禁物」などのメッセージを作成。ポケットティッシュと一緒に、通行人に注意を呼び掛けながら手渡していった。
受け取った人からは「ありがとう。がんばってね」という励ましの声もあり、参加した児童は「まちの人って優しい」「今度あいさつしてみる」と話した。