中学生が一日税務署長 名刺交換や決裁を体験
小田原税務署(沼山直樹署長)で12月17日、中学生による一日税務署長体験が行われた。
署長を務めたのは中学生を対象とした「税についての作文」で小田原税務署長賞を受賞した、小田原市立城北中学校の小野雅臣さん(3年)と函嶺白百合学園中学校の飯塚文毬(あやも)さん(同)。2人は沼山署長から委嘱状を受けた取った後、少し緊張した表情で名刺交換や模擬決裁を体験し、最後に訓示として受賞した作文を読み上げた。
任務を終えた小野さんは「日本の社会における税金の役割を理解できた」と大切さを再確認。飯塚さんは「学校や公園など毎日使う施設が税金によって支えられているというのを理解できて、ありがたいなという気持ちに変わった」と話した。