たった6分で「麦茶」を作る知って得する裏ワザ「時間短縮して作れる」「朝出かける前に気づいても大丈夫」
気温が上がって麦茶の消費量が急に増えると、必要なときに麦茶が足りなくて困ることはありませんか? 煮出す方法で作ると冷やす時間がなく、水出しでも1~2時間はかかるため、朝に気づいても子どもの水筒には間に合いませんよね。しかしじつはそんなとき、たった6分で麦茶を作る驚きの裏ワザがあるんです。
「麦茶がない!」と慌てた経験はありませんか?
高温多湿の日本の夏。汗ばむ季節になったら水分補給が欠かせませんよね。子どもがいると園や学校に水筒を持参することもあり、麦茶を切らさないように毎日作っているというご家庭も多いと思います。
しかし、知らない間に家族がたくさん飲んだりすると、朝水筒の準備をするときに「麦茶がない!」と慌ててしまうことはありませんか?
筆者の家でもときどき起こる事態ですが、子どもが水を嫌がり「麦茶がいい」というので困ってしまいます。
そこで、とにかく素早く麦茶を作る方法がないだろうか? と思い調べていたら、なんと麦茶のパックを使って、6分で麦茶を作る方法を見つけました。
本当に6分で麦茶が完成するのか、気になったので実際に作ってみることにしました。
麦茶を最速で作る方法とは?
準備するもの
・ミネラルウォーター……2Lのもの
・麦茶のパック……1つ
・マグカップ……電子レンジが使用可能なもの
・小皿……マグカップの上に乗せられる大きさのもの
(必要に応じて)
・じょうご
作り方
1.コップに麦茶のパックを入れ、上からミネラルウォーターを注ぎます。水の量が少ないと十分に煮出すことができないため、なるべく大きめのコップに7割ほど水を入れるのがよさそうです。
2.電子レンジで、600Wで3分加熱します。500Wの場合は3分40秒ほど加熱してください。
3.取り出したらすぐにマグカップの上に小皿をのせて、2分間蒸らします。
4.小皿を取り、お箸で中の麦茶パックを揺らし、軽く絞りながら取り出します。
※麦茶パックが破れないようにご注意ください。
5.完成した「濃縮麦茶」をミネラルウォーターのペットボトルに戻します。
“じょうご”を使うと、こぼさずスムーズに移すことができますよ。
6.ペットボトルのフタを閉め、濃縮液が均一に混ざるようによく振ったらできあがり!
加熱と蒸らしにかかる時間でちょうど5分。その他の作業時間を含めても、本当に6分で麦茶が完成しました。
飲んでみた感想は……?
見た目にも色が薄いと感じましたが、味もやはり薄いです。
それでも麦茶の風味はちゃんとあるので、急場しのぎの麦茶としては十分だと思います。
朝になって麦茶がないことに気づいたときに、たった6分で麦茶が完成するのは大きいですね!
もう少し濃さがほしいと思ったら?
2Lの水に麦茶のパックを1つ使用ではかなり薄かったので、1~6の工程を再度行って麦茶の濃縮液を作り、同じペットボトルに追加で入れてみました。
すると風味が増しておいしくなったので、時間に少し余裕があるときは濃縮液の追加がおすすめですよ。
麦茶が切れても、もう慌てない!
麦茶のパックさえあれば、最短6分で麦茶を作ることができました。これなら麦茶が切れても慌てることはなくなりますね。
ミネラルウォーターのペットボトルをそのまま使うこの方法が一番ラクな作り方ですが、煮出したばかりの濃縮液を入れるため、完成した麦茶が少し温かくなってしまいます。
冷たい麦茶がよいときは、やかんに水と氷を入れたところに麦茶の濃縮液を加えて混ぜると冷たい麦茶ができますよ。その場合は水を少なめに入れることで、濃さを調節できます。
急いで麦茶が必要なときは、ぜひお試しくださいね。
鈴木杏/ライター