【衝撃】ばんからで「炙りサーロインの極玉子かけごはん」を注文しようとしたら「もっとお得なメニューがあります」と店員さん → マジかよ
猛暑の中、いつもどおり新宿駅から編集部に向けて歩いていたら「イラッシャイマセー!」と熱烈に声をかけられた。声の主は「ばんから新宿3丁目店」の外国人スタッフ。「暑い中お疲れさまです」ということで通り過ぎようとしたところ……
「和牛」と書かれた看板と目が合ってしまった。聞けば、レアで食べられる品質の柔らかいサーロインをその場で炙ってくれるらしい。美味しそうですね。ただ……
「モットオトクナメニューモアリマスネ」と店員さん。それなら……ということで、入店してみることにした。
・炙りサーロインの極玉子かけごはん
声をかけられなければ、私は看板に気づくこともなく、いつもどおり編集部近くの人気中華料理店・随園別館で500円の「からマー弁当(からあげ・麻婆豆腐)」を買っていただろう。数秒前まで私は完全に “からマー気分” だったからだ……しかし。
「炙りサーロインの極玉子かけごはん」も気になるし「モットオトクナメニュー」とやらも気になる。結局、暑い中、爽やかに声をかけてくれたスタッフの方にオススメされるがまま……
気づいた時には券売機で「炙りサーロイン+ラーメン(2000円)」のボタンを押していた。「炙りサーロインの極玉子かけごはん」が1450円なので、ばんからラーメン・とんこつラーメン・中華そばを550円で追加できるということらしい。
とにかくスタッフがオススメするなら買うしかない。からマー弁当の4倍の料金とはいえ、気持ちよく購入できたのはスタッフの笑顔のおかげだろう。
・3年前にも
ちなみに後で調べたところ「炙りサーロインの極玉子かけごはん」は、約3年前に佐藤記者がレポートしていた。当時は同じ場所に「極BANKARA TOKYO」という、ばんからのハイブランド店舗があり、佐藤記者はオープン当時に足を運んだようだ。
・炙り開始
さて、店内が空いていたからなのか、席について水を1口飲んだところでセットが運ばれてきて、さらにソッコーで先ほどの店員さんがサーロインをバーナーで炙り出した。非常に手際が良い。
そして完成。
・ラーメンのタイミング
流れで「ラーメンは今持ってきますか? 後にしますか?」と聞かれたので「今お願いします!」と頼んだ。ラーメンはランチタイムのデザート的なポジションなのだろうか。ひとまず先に炙りサーロインと玉子かけごはんを食べることに。
玉子かけごはんはネギとフライドガーリックを入れたら完成。これがメチャメチャウマい。
炙りサーロインはそのまま頬張っても香ばしい焦げ目と脂の甘みがたまらないが、玉子かけごはんを巻いて食べると美味しさが倍増する。
するとそこに……
通常サイズのばんからラーメンが登場。全然ランチタイムのデザート的ポジションではなかった。完全に主役の顔をしている。まさかのダブル主演。
550円を追加するだけで通常サイズのラーメンを食べられるのはお得だが、これを全部食べたらさすがに眠くなるかもしれない。
もちろん “あっさりなのに濃い味” として知られるばんからラーメンもウマい。実はこちらにも柔らかくて分厚いチャーシューが入っているから相当ボリューミー。
・満腹
佐藤記者は以前のレポートで「少食の私でさえ少ないと感じる」と訴えていた。ラーメンセットを頼めばその悩みは余裕で解決するどころか、少食の佐藤記者なら食べ切れずにその場で涙を流すことになるだろう。言い換えれば、そのくらい満足度が高い。
おかげで仕事中に少し眠くなってしまったものの、ひさびさに贅沢な気分を味わうことができて大満足! でも、ハーフサイズのセットがあってもいいかも……と、帰り際も笑顔で手を振ってくれた店員さんを見ながら思ったのだった。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名:ばんから 新宿三丁目店
住所:東京都新宿区新宿3-31-3 全日第4プラザビル1階
時間:11:00〜23:00
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.