倉賀野神社|綺麗に手入れされた境内に多くの境内社が鎮座した地域の氏神神社【高崎市倉賀野町】
群馬県高崎市倉賀野町の氏神様を祀る「倉賀野神社」。
広い境内は綺麗に整えられ、多くの境内社も祀られ、縁結び・家内安全・医療介護の神様として広く崇敬を集めている倉賀野神社のご利益や見所についてご紹介致します。
倉賀野神社の由緒・創設
地域の氏神神社である倉賀野神社の御祭神は大国魂大神(おおくにたまのおおかみ)。
武蔵国の守り神として知られ、厄除けや厄払い、縁結びのご利益があることでも有名です。
創建は崇神天皇48年皇子 豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が東国経営のおりに境内に松樹を植え、都から捧持してきた亀石(帝が大切にしていた亀形の自然石)を御霊代(みたましろ)として祭祀を行ったことが始まりとされています。
その石が倭大国魂神の御分霊と伝わり、「御神体のクニタマさま」として今も御本殿に奉安されているそうです。
その後建長5年(1253年)倉賀野氏の始祖倉賀野三郎高俊が社殿を造営。その後倉賀野氏の氏神として社殿の建替、修復が繰り返され、明治10年大国魂神社と改称、同43年に近隣の数社を合併し、倉賀野神社と改称されました。
境内参拝
境内南側にある赤い鳥居の右側に駐車場があります。
東側境内参道入口
こちらの鳥居から参道へ続いています。
手水舎
参道左手に手水舎があり、手水舎の向かい側に社務所があります。
拝殿
本殿
末社
本殿裏手に末社10社が祀られています。
左から(大歳御祖社・水神社・土神社・木神社・山神社・金神社・火神社・海神社・雨神社・風神社)の10社。
神楽殿
少し離れていますが、拝殿の左手に神楽殿があります。
国魂池(クニタマノイケ)
境内南側にある赤い鳥居から入ってすぐの左手に国魂池があります。
境内社
倉賀野神社内には多くの境内社が鎮座しています。
天神社
倉賀野神社の本殿裏手に天神社が鎮座しています。
「学問の神」である菅原道真公をお祀りした天神社は入試合格・諸芸上達のご利益があります。
冠稲荷社
本殿南側にある冠稲荷社が鎮座しています。五穀豊穣・商売繁盛の神が祀られています。
甲子大黒天
冠稲荷社の左隣りには甲子大黒天が鎮座しています。
七福神の一人で食べ物と財運の福神様である大黒天をお祀りしており、開運福徳・商売繁栄などのご利益があります。
甲子は60ある暦の最初であることから心機一転、頑張りたいと思ったときに、参拝することで更なるご加護がいただけるのだそうです。
北向道祖神
境内南側、神楽殿の左側に北向道祖神が鎮座しています。
もともとは近くの倉賀野古城跡の辺りに北向きに祀られていたそうで、その後1937年(昭和12年)にこの地に移転されました。
無病息災・健康長寿の神であるとともに、仲睦まじい双体道祖神の姿から縁結び・夫婦和合の神様とも言われているそうです。
厄割り石
本殿南側にある厄割り石。
心配ごとや不安を「厄割の玉」へ託し、お祓いの言葉「祓えたまい 清めたまえ」と繰り返し唱えてから境内の「厄割り石」に向けて、投げ割ります。自らを拭い清めることができます。
初穂料 100円
厄割りの玉は授与所にて授与することができます。
厄割り玉はコロンとした可愛らしいフォルムです。
「祓えたまい 清めたまえ」と唱えながら厄割り玉を厄割り石に向かって投げると粉々に割れるので、心配や不安な気持ちも晴れ、すっきりとした気持ちになります。
御朱印
参道の左手にある授与所にて御朱印を拝受することができます。授与所はお留守でしたが外に御朱印が用意されていました。
書置き初穂料500円
倉賀野神社の御朱印は書置きのみですが、日付も記入されています。シンプルですが文字の力強さを感じる御朱印です。
訪れた時期はこの1種類のみでしたが季節に応じたデザインの御朱印も人気だそうです。
倉賀野神社の施設情報
住所:群馬県高崎市倉賀野町1263
電話:027-346-2158
駐車場:あり
社務所開所時間:9:00-16:00
社務所休業日:暦で仏滅にあたる日
アクセス:
車 関越自動車道高崎ICから車で約15分
電車 JR高崎線 倉賀野駅から徒歩約13分
倉賀野神社まとめ
高崎市倉賀野町に鎮座する氏神神社、倉賀野神社をご紹介致しました。
地域の守り神であり、地域の人に親しまれる神社でありながら見所も多く、多くの境内社もありいろいろなご利益を授かることができます。
ぜひ倉賀野神社を参拝してみてはいかがでしょうか。
※情報は記事作成当時のものです