2025年ハロウィン朝の渋谷を歩いてたらバーガーキングが厳戒態勢すぎた
本日2025年10月31日夜はハロウィン本番。ハロウィンと言えば、私(中澤)が住んでる渋谷のハロウィンは、区と警察の厳戒態勢がもはや風物詩になりつつある。人が集まりすぎてカオスとなっていた渋谷ハロウィン。区が街中に「NOハロウィン」というメッセージを掲げるようになったのは2023年からだった。
今年も2週間前から駅前に「禁止だよ!迷惑ハロウィーン」という看板が登場。それだけで2025年もバリバリ厳戒態勢であることは伝わってきたけど、当日朝の駅前はさらに緊迫感が増していた。
・ハチ公前
まず、駅前の看板の前には数日前からバリケードが設置。看板には近づくこともできないようになっていた。鉄柵で作られたバリケードが物々しい雰囲気を放っている。
さらに、もはや恒例となりつつあるハチ公封鎖。封鎖の壁は高く、範囲も広いため、ハチ公の姿すら見えない。この2つの圧によりハチ公前広場が狭くなっていて、普段の人が集まる場所的な面影が皆無になっている。
その狭くなったスペースにさらにテレビ局が何社もつめかけていた。これが事件みたいな雰囲気を演出していて、マジで通りたくない感じ。
・センター街
センター街の方に行くと、入口に大きく迷惑ハロウィーン禁止のメッセージが掲げられている。昨年のことを思い出すと、夜はセンター街に中央分離帯が設置されていたけど、10時時点では中央分離帯などは存在してなかった。
ただ、駅前バリケードの中にいっぱい鉄柵があったので、今年も夜になると人の流れを制限する柵が設置されるものと見られる。
センター街を進むと、臨時で営業時間を変更する店が目立つ。TSUTAYAは19時クローズになるし、IKEAも17時まで。要はハロウィンが本番を迎える前の早仕舞いである。
早仕舞いではない松屋も店内設備および商品提供を一時制限するようだ。メッカであるセンター街の店はやはり一層気を引き締めているのかもしれない。
そんな中をさらに進むと……
バーガーキングが封鎖されようとしていた。
なんだろう……仮装してる途中に出くわしたみたいな気まずさがある。厳戒態勢すぎてもはや封鎖の仮装と化しているバーキン。臨時休業にもハロウィンにも全力すぎる。聞いていい? 君ちょっとふざけてるよね?
マクドナルドは営業時間変更のお知らせなどはなく普通に営業するようなので、ことの捉え方は店それぞれということなのかもしれない。
・住んでる感想
ちなみに、センター街以外で目立っていたのは、喫煙所の封鎖。スクランブル交差点の喫煙所も宮益坂側の喫煙所も10月31日朝から11月1日早朝まで閉鎖される。
また、宮益坂側で言うと、宮下公園も15時閉園の早仕舞いとなっていた。
個人的には今夜渋谷にわざわざ集うのはもはや疲れるだけになってると思う。住んでる体感になるけど、昨年までと比べると本番数日前にセンター街で仮装者をほぼ見かけなかったのも渋谷ハロウィンが下火になってきているように感じた。もちろん私も今晩渋谷の街に出る気はないし。
ただ、歩いていると朝の時点で仮装で来てる人も何人か見受けられたので今夜の状況は相変わらず不透明だ。ポイ捨てなどの迷惑行為が横行しないことを祈るばかりである。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.