散らかった部屋が片付いた印象になる!突然の来客でも慌てない“3つのコツ”「10分でOK!」
整理収納アドバイザーの三木ちなです。突然の来客があるときに限って、家が散らかっている……。そんなとき、10分あれば「片付いた家」に見せるコツがあるんです。ここでは、10分で家が整う「片付けのコツ」をご紹介します。
コツその1.玄関を掃いて靴を揃える
まず手をつけたいのは玄関。お客様が最初に目にする場所は、できるだけスッキリ整えておきましょう。靴があちこち向いていたり、たたきの汚れが目立っていたりすると、それだけで乱れた印象に見えてしまいます。
わが家は玄関先でやりとりすることも多いので、掃き掃除と靴揃えは欠かせない習慣です。これだけなら、数分で玄関をリセットできます。履いていない靴は、靴箱にしまうのも忘れずに。
コツその2.床に落ちているものを拾う
家の中に「落ちているもの」を片っ端から拾い集めるのも、じつは大切なこと。じつはわが家も、玄関からリビングまでの通り道を見ると、ヘアゴムや小さなゴミなどがたびたび落ちています。脱ぎっぱなしの靴下やチラシ、子どものおもちゃなど……これらを拾っていくだけで、家全体がスッキリします。
ものを拾いながら、フローリングワイパーや掃除機でゴミを集めるとより効率的です。床には、余計なものもゴミも置かない。シンプルですが、手っ取り早くキレイな家に近づきます。
コツその3.カゴに入れて別室へ避難する
時間がまったくないときは、「とりあえずカゴに入れてしまう」奥の手を使いましょう。リビングに散らかった雑誌や小物、郵便物は、カゴや紙袋にまとめて別の部屋へ避難させるだけ。もちろん、一時的に移動させるだけなので片付けとは言えませんが、緊急用のカゴや袋があると、来客前でも慌てず対応できます。
ただし、ここで終わりにしないのが大事なポイント。お客様が帰ったあとには、必ず中身を見直して片付けましょう。
日ごろから片付けの習慣をつけよう
今回ご紹介したのは、あくまでも突然の来客予定ができた場合の応急処置です。日ごろから片付けを意識して、いつでも人を招けるキレイな家を目指しましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア