【一気に暖かく、暑くなりそう】5月22日(水)の北海道の天気予報 ポイントは「寒気と暖気の綱引き」/気象予報士執筆
何を着ようか、どこへ行こうか…
快適に過ごすためには、天気予報が役立ちます。
HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士が、あす5月22日(水)の天気予報と、週間予報をお届けします。
児玉予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
寒気と暖気の綱引き
HBC「今日ドキッ!」でご紹介している、生活情報「児玉のコトダマー!!」
「きょう21日(火)からあす22日(水)、寒気と暖気の綱引き」です。
運動会シーズンということで、今週は毎日何かの競技にかけたコトダマをお伝えします。
ここ最近は寒気と暖気の綱の引き合いが激しいんです。
きょうの各地の最高気温を見てみると、北見は8.5度で1ケタ。札幌も14.5度で、道内広く4月中旬から下旬並みとなりました。
昨日より大幅に低く、風が冷たい一日でした。
このようにきょうは寒気チーム優勢で、あす朝も冷えるんですが…
あす日中になると暖気チームが底力を見せるため、一気に暖かく、場所によっては暑くなりそうです。
あす22日(水)の天気と気温
あす22日(水)の予想最低気温は、けさより3度前後低く、札幌8度は8日ぶりに1ケタ気温の朝となりそうです。
北見は2度で、釧路地方の標茶町や鶴居村では-1度です。広い範囲に霜注意報が出ています。遅霜に注意してください。
あすの予想最高気温は、きょうより大幅に高くなります。
札幌はきょうより8度高い22度、網走や北見は15度以上も高くなって24度など汗ばむ陽気。
帯広やオホーツクの湧別町や女満別空港では25度の夏日。
内陸を中心に、日中は上着いらずです。
あすの時間ごとの天気。道央・道南からです。
あすは朝から青空が広がります。朝は千歳で5度など冷えますが、日中は20度前後で暖かくなります。
ただ、海岸部を中心に風が強まるでしょう。
道北・空知です。
昼頃にかけて各地で晴れるでしょう。海岸部を中心に風が強まり、宗谷では警報級の暴風となるおそれがあります。
この風に乗って湿った空気も流れ込み、夜は稚内で雨が降るでしょう。
道東・オホーツク海側です。
太平洋側を中心に晴れるでしょう。オホーツク海側は曇っても天気の崩れはありません。
帯広や中標津など、朝と日中の気温差が20度以上開きそうです。
週間予報
週間予報、日本海側とオホーツク海側からです。
23日(木)は道北で朝晩に雨、24日(金)は午前を中心に各地で雨が降るでしょう。
雨の後は再び冷たい空気が入ります。
25日(土)は晴れても札幌の最高気温15度。
運動会の応援は上着が必要です。
つづいて、太平洋側です。
23日(木)も晴れて帯広は26度まで気温が上がります。24日(金)の雨の後、暑さがおさまります。
5月最後の土日は晴れて過ごしやすくなるでしょう。
あす22日(水)の朝昼晩の天気
朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
風はありますが、その風も心地よく感じられるくらい気温が上がります。
紫外線や空気の乾燥などには気を付けてください。
※21日(火)午後5時時点の情報です。
最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「お天気コラム」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
編集:Sitakke編集部IKU