平間わんぱく少年団 和太鼓に初挑戦 「伝統芸能を子どもたちに」
日本各地の伝統芸能を次世代に伝えるために、太鼓を楽しむ小学生らが集う「平間わんぱく少年団」が4月12日、平間小学校で和太鼓の体験会を行った。
保育園の園児ら20人と保護者が参加。代表の山本忠利さんから太鼓のたたき方や基本的なリズムの取り方の指導を受けて、和太鼓に挑戦した。初めて太鼓をたたいた桐生樹希ちゃん(5)は「すごく楽しかった」とうれしそうに話した。父の勇太さん(45)は「ずっと太鼓をたたきたいと言っていた。本人がやりたいことなら応援したい」と話した。
山本代表は「昨年45周年を迎え、かつて40人いた団員たちもコロナを機に半減した。平間商店街の祭りなどでも披露する機会が増える。日本の伝統芸能、次世代を担う子どもたちに伝えていきたい」と思いを込めた。
12月27日(土)・28日(日)には、同少年団を卒団したメンバーが中心になって活動している兄弟集団「和太鼓祭音」の30周年記念公演をエポックなかはらで開催する。同少年団も舞台に上がり、太鼓を披露する予定。