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相模原市 通学路の安全対策を強化 地域ぐるみで見守りを

タウンニュース

市が公開している通学路危険箇所マップ

相模原市はこの春、登下校中の児童の安全確保のため、新たに「スクールガード・リーダーの配置」「ながら見守り活動」を開始した。ボランティアや指導員の高齢化によって見守り活動の担い手が減少する中、市民による見守りの目を増やし、地域全体で児童の安全を守る体制を目指す。

通学路における児童の安全対策についてはこれまで、市が配置している「学童通学安全指導員」や地域主体で活動する「子ども見守り活動団体」などが交通安全指導や見守り活動を行ってきた。しかし高齢化などにより活動の担い手不足が深刻に。各学校での対応も難しい中で、見守り活動を継続し児童の安全を守るため対応が必要な状況になっていたことが背景にある。

「ながら」見守り

市は他の自治体での事例を参考に、今年度から「ながら見守り活動」を開始した。「ながら見守り活動」は、市民が日常生活を送りながら通学路の見守り活動に協力するというもの。登下校時間帯に合わせて外に出て花に水やりをする、家の前で掃き掃除をする、通勤時間をずらす、通学路を中心に犬の散歩をするなど、時間と場所を工夫して、何かをしながら登下校中の児童を見守ることを指す。見守り活動の負担を軽くして市民がそれぞれの都合に合わせて無理なく始められる仕組みにすることで、地域の見守りの目を増やし、地域ぐるみで児童の安全を守る体制を目指す。

活動者は、市教育委員会から貸与されるオリジナルバンダナを通勤・通学時などに身につけ、市がHPで公開している「通学路危険箇所マップ」を確認した上で、登下校中の児童に挨拶や気を配ることで見守りを行う。児童の危険な行動を見かけた場合に声かけを行うことで事故を未然に防ぐことも期待される。現在の登録者数は67人(6月14日時点)。市は今年度中に260人の登録を目標に掲げている。

危険箇所を特定

また市は今年度から、通学路の安全確保に向けた取り組みの質の向上を図るため、交通安全に関する専門的な知識を持つ「スクールガード・リーダー」を配置した。

スクールガード・リーダーは、見守り活動で使用される「通学路危険箇所マップ」の作成・更新を担う。市内71の小学校・義務教育学校の通学路について順次点検を行い、交通量の多い交差点などの危険箇所についてマッピングを進めていく。見守り活動者への支援や学校への助言などにも取り組む。

市学務課の担当者は「地域の実情に合わせた支援が行えるよう、将来的には各区ごとに配置し地域ごとに活動できることを目指したい」と話している。

市は現在、「ながら見守り活動」の登録者を募集している。登録できるのは市内在住・在勤・在学中の18歳以上の人。市ホームページ内のフォームから申請し、本人確認などの審査を経て登録される。登録は下記二次元コードから。

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