金井中生考案和菓子が登場 原町田などで
創作和菓子づくりを進めてきた金井中学校2年生徒らの商品が先ごろ、原町田のまちの案内所「町田ツーリストギャラリー」などで販売された。粘土の和菓子づくりからスタートし販売方法などを学びながら進めてきたもので、店頭にはそのなかから選ばれた春夏秋冬をあらわした4商品が登場。生徒らが描いた「ありがとう」などの感謝の言葉が入ったパッケージに包まれ、購入者の手に渡った。
販売日には職業体験として、生徒らは各販売場所へ。ツーリストギャラリーでは呼び込みやレジ打ちにあたる生徒の姿がみられ、自分が考案した和菓子が春の商品として採用された草薙悠侑さんは「『まさか』と思ったが、このような機会をつくってもらい、うれしい」とコメント。生徒らに助言を送ってきた成瀬の和菓子屋「菓匠華月」の上野克浩さんは「クオリティ高いものができた。お客さまの反応もまずまず。これをきっかけに生徒のなかから和菓子職人が生まれてくれれば」と笑顔をみせた。商品は菓匠華月で販売し続けるという。