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岸本ゆめの、25歳初のワンマンライブ開催!四半世紀の歩みと成長を音楽で届ける

WWSチャンネル

岸本ゆめの(※提供画像)

ソロアーティスト岸本ゆめのが、約1年ぶりの本格的なワンマンライブ『岸本ゆめのワンマンライブ「おいでませ四半世紀」』を、5月23日に東京・初台The DOORSで開催した。

2023年11月につばきファクトリーを卒業した岸本は、2024年4月からソロアーティストとして活動をスタートし、同年6月8日に初のソロワンマンライブ『イチ、ミマン』を開催。そこから彼女は、自分の音楽表現を確立するためにひたすら努力を続けてきた。楽曲制作はもちろん、習い始めたギターの腕を磨き、対バンライブだけでなく路上ライブで弾き語りを積極的に行うなど、アイドル時代とは全く異なる新たなキャリアを作り上げるため日々邁進。まさに今回のワンマンは、ソロアーティストとして1年間積み上げてきた成果を見せる、生バンド編成でのライブとなった。

大勢のファンが集まる中、岸本はバンドメンバーとステージに登場。彼女が作詞を手がけた「辛くないハッカ」からライブをスタートする。ギターを弾きながら伸びやかなボーカルで熱唱する岸本。バンドメンバーは、彼女のギターの先生であり音楽面を支える楢原英介(G、Key)、そして、えらめぐみ(B)、短パン(Dr)というラインナップ。4人は一体となって荒々しいサウンドの「り:すたーと」を爆音で鳴らす。続けてオルタナティブなギターロックチューン「シカゴ」を披露。バンドサウンドで活き活きと歌を届ける岸本に、観客は熱い声援と拍手を送った。

岸本は「みなさん!「おいでませ四半世紀」ようこそいらっしゃいました! 金曜日ってだけでうれしいのにみなさんに会えて最高です!」と元気に挨拶。「私が、この世に誕生してから四半世紀。25歳になってから初めてのワンマンライブなので、このタイトルにしました」と、彼女はライブタイトルについても触れる。
今年4月1日で25歳となった彼女は、現在の気合いを見せるようにハンドマイクスタイルでスウィンギンなアップチューン「⼼にSUNNY」を歌唱する。会場をノリノリにした岸本は、ゆったりとしたミディアムチューン「ユーアーアイ」を届ける。そしてグルーヴィーなシティポップナンバー「真夜中の鍵」を披露。様々なジャンルの楽曲をカラフルなボーカルで歌っていく岸本。艶やかな歌声、豊かな表現力は以前にも増して輝きを見せていた。

岸本は、ほぼ雑談のようなMCで観客と楽しくコミュニケーションをはかる。明るくフレンドリーな人柄がステージから伝わり、会場はすっかり岸本ワールドといった雰囲気だ。
ライブに戻ると、初披露となる新曲「泣きたくはない」を届ける。ゆったりとした温かいメロディが観客の心をしっかりと掴んだ。そして、切れのいいカッティングギターと語りラップスタイルで届けるのは、岸本が敬愛するアーティスト堂島孝平の「25才」。変則的に展開していくサウンドに乗りながら躍動感たっぷりに歌とギターで表現する岸本に、観客は大きな拍手を送った。さらに彼女は、トッド・ラングレン的な軽快なギターサウンドが気持ちいいポップソング「おいでませ四半世紀」を披露。爽快なメロディが会場をフレッシュな空気で満たしていく。

バンドメンバーと息もぴったりな演奏を見せる岸本は、切ないメロディのミッドポップチューン「Delete」で憂のある歌を響かせる。スローテンポのソウルナンバー「まだ熱のある君は」でのボーカルも秀逸。そして、昨年4月に発表したソロデビュー曲「BLUEMOON BLUES」を届ける。エモーショナルなサウンドはさらに研ぎ澄まされ、岸本の歌声は儚く切なく熱く会場にこだました。

MCタイムで彼女は、Lucky Fes'25の出演をかけての予選8組に残ったことに触れる。最終選考会が6月15日に水戸のclub SONIC mitoで行われるが、「ファンのみなさんにぜひ応援に来てほしいです。お願いします!」と嘆願する場面も見られた。

ライブは早くもラストスパート。岸本は、おしゃれなコード進行が光る渋谷系ナンバー「静電気パチリ」をかわいく歌唱。会場を鮮やかに染めた彼女は、マイクを握り楽しくラブリーなポップソング「しあわせはっぴい」を披露する。会場いっぱいにハッピーなバイブスが広がりライブ本編は終了となった。

観客がアンコールのクラップを鳴らし続けると、岸本とバンドメンバーが再びステージに登場。そして、大人の階段を登る理想と現実を歌うポップナンバー「ずっと、星。」を歌唱する。夢を追い続ける歌詞は、まさに岸本の現在の思いそのものだ。

MCで岸本は、ライブに来てくれた観客への感謝を語っていく。「ワンマンライブできることがうれしいです。なにより、みなさんがこうして来てくれることがうれしいです。1年ぶりに来てくれる人もいれば、私の全部ライブに来てくれてる人もいる。生で初めて見る方もいるかもしれないし、友だちに連れてこられた人もいるかもしれない。でも、とにかく私はみんなの顔が見れることがうれしいです」「軽い気持ちで言いたいです。また会えたらみんなにうれしいです」と、彼女が飾らない言葉で再会を願うと、観客は大きな拍手で応えた。

「最後、みなさん盛り上がっていきましょー!」と岸本が声を上げると、疾走感みなぎるギターロックチューン「なぐさめないで」が投下される。パワフルな歌とサウンドで会場のテンションがマックスとなり、みなぎる熱気でライブは締めくくられた。

ソロアーティストとしての1年間の学びと成長を、ステージでしっかりと見せた岸本。ここから彼女がどんな音楽を届けてくれるのかが楽しみになる充実のライブだった。さらに前へと前進していく、岸本ゆめのの今後の活躍に注目してほしい。

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