全日本U-12サッカー選手権静岡県大会で2連覇したFCガウーショの選手や柴原誠監督を直撃!「全国でリベンジしたい」
第48回全日本U-12サッカー選手権静岡県大会は11月24日、FCガウーショの2年連続2度目の優勝で幕を閉じました。ガウーショは決勝で清水エスパルスU-12清水を2−1で撃破。静岡県内237チームの代表として、12月に鹿児島県で開催される第48回全日本U-12サッカー選手権全国大会に出場することになりました。
>>>ガウーショ、県内237チームの頂点に!2−1で清水エスパルス清水振り切る
決勝戦の後、ガウーショの選手や柴原誠監督に話を聞きました。
安田結翔主将(静岡西奈小6年)のコメント
ー今の気持ちを。
最高です。
ー先制して追いつかれる苦しい展開でしたが。
自分たちのプレーをすれば大丈夫と思って、冷静にプレーできました。
ー全国大会の目標は?
昨年は全国でボロ負けしたので、今年は決勝トーナメントにまず出たいです。全国のチームは体もデカくて、フィジカルも強くて、昨年はちょっとびっくりしました。
ー今年のガウーショはどんなチームですか。
声が出て、走れるチームです。
ー全国の強豪にどう対抗しますか。
これから質の高い練習をやって、今よりももっと強いチームにしていきたいです。
ー今年、練習で頑張ってきたことは?
昨年から走ってきたんですけど、もっと高い意識でやってきました。トレーナーさんもいるので、体幹とかもやってきました。
ー中学は鹿島アントラーズのジュニアユースに進むと聞いています。その前にある全国大会に向けて意気込みを。
全国に安田結翔という名を轟かせたいです(笑)
決勝点を挙げたMF夏目桜大選手(磐田竜洋東小6年)のコメント
ー決勝点のシーンを振り返ってください。
ロングボールが入って、それをダイレクトで打った感じです。本能で…(笑)。みんなで頑張って守備して、みんなで頑張ってつくったチャンスだったので、そこで決めることができてうれしかったです。
ーどんな気持ちでしたか。
最高でした。
ー昨年の全国大会で感じたことは?
すべてのチームがめっちゃ強くて、そこで勝てるようにしていきたいなと思います。
ー今年のガウーショはどんなチーム?
練習でたくさん走ってきたので、みんなで走って戦うことができるチームです。
ーどのぐらい走ってきたの?
普通の練習でダッシュ100本走ったことがあります。
ー自分の持ち味は?
スピードを生かしたドリブルです。
ーなぜ磐田からガウーショに?
強いチームで挑戦したいと自分で思って、4年の冬に入りました。
ー全国の意気込みを。
自分の持ち味を生かして、みんなで戦って優勝します。
柴原誠監督のコメント
ー連覇の感想を。
うーん、難しいですね。選手を褒めてあげたいし、よくやってくれたと思いますが、今の状態だと全国に行っても勝てない。全国のことを考えると、喜んでいる場合じゃないよねということを選手たちには伝えたいです。すぐに頭を切り替えて、1ヶ月後の全国大会をどう戦うか、そこまでにどうやって戦えるチームに仕上げるか。昨年のリベンジをしにいかないといけない。
ー夏目桜大選手が決勝点。
ここ1年でサッカーを理解してきました。スピードなど能力は高い。こういう舞台でゴールを取れるようになり、頼りになるなあと感じています。
ー全国で勝つためには何が必要ですか。
戦術、個人の技術など、すべて全国の方がレベルが上。個人で勝つには不可能に近いので、チームとして、組織としてどう戦うか。一人ひとりが2倍の働きができるように、いかに仲間同士で助け合うかという部分を強化していきたいです。
ー昨年の全国大会(1分け2敗)でどんなことを感じましたか。
フィジカルでは上回っているだろうと思っていましたが、フィジカルでまず負けていました。個人に頼りすぎた部分もありました。相手の出方、戦い方をさらに上回れるようなチームとしての戦術や打ち手が必要だと思いました。
ーただ、創設4年目でしっかり県内タイトルを獲得しています。
うちはかなり厳しい、苦しいトレーニングをするチームですが、高い意識で選手たちがしっかりついてきてくれています。選手と保護者の方に感謝しています。
ー全国に向けて意気込みを。
昨年の全国を経験している選手が4人います。今回はリベンジの大会になるので、昨年の経験をしっかりとチームに落とし込んでいきたいです。昨年の二の舞いにならないように、この1ヶ月でしっかり準備をしていきたいです。まずはグループリーグ突破を目標にします。