湯河原町 移動スーパー運行始まる 買い物と見守り支援に
湯河原町で4月2日から移動スーパーの運行が始まった。買い物に困難を感じる町民への支援を目的とし、軽トラックで毎週決まった曜日や場所、時刻に巡回する。
事業を展開するのは、マックスバリュ東海(株)。2022年から移動スーパーを運行させており、神奈川県内では3台目となった。
同町内での運行は週2回。水曜に鍛冶屋地区の9カ所を、木曜に福浦、川堀、吉浜など6地区10カ所を回る。商品は生鮮食品や日用品など約500品目をそろえ、店舗販売価格に税込11円を足した金額で販売する。
出発式には、マックスバリュ東海の関根賢一執行役員や内藤喜文町長らが出席した。関根執行役員は「地域の皆さまが定期的に集うコミュニケーションの場となれば」と語り、内藤町長は「町民サービスや地域福祉の向上に加え、人と人とのつながりが促進される」と期待を寄せた。