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【熊本市中央区】約90年変わらない熊本伝統の味「水前寺もち」が食べられるのは「お菓子のおくやま」だけなんだって!

肥後ジャーナル

【熊本市中央区】約90年変わらない熊本伝統の味「水前寺もち」が食べられるのは「お菓子のおくやま」だけなんだって!

熊本県民の皆さま、「水前寺もち」ってご存じですか。 水前寺発祥で、長年こよなく愛されてきた伝統ある焼きもちです。以前は「水前寺もち」を作る店が水前寺近郊に数件あったそうですが、今では「お菓子のおくやま」でしか食べられないそうです! それでは早速、懐かしくて優しい味の熊本名物「水前寺もち」をご紹介しますね。

場所は水前寺成趣園前の参道

場所は水前寺成趣園前の参道です。ちょうど店の前にくまモンが立っているので分かりやすいです。

水前寺公園前の参道を歩いたことがある人なら、きっと一度は見たことがあるのでは!

こちらの「お菓子のおくやま」で、名物の「水前寺もち」が毎日丁寧に焼かれております。

「水前寺もち」を注文

もち米の香ばしい香りに誘われながら

「水前寺もち」(税込130円)を注文しました!

今回はなんと、焼きたての「水前寺もち」をいただけることになりました!

紋が描かれた機械を使って、手作りの丸いお餅を4個ずつ入れて丁寧に焼いていきます。

火の通りを見計らいながら長年の経験をもとに弱火でじっくりと焼き上げていきます。ひと昔前は炭火焼だったそうです。

焼きたての香ばしいもち米の香りがふんわり!なんて美味しそうな香り!!!

あつあつの「水前寺もち」の完成です。私はここの「水前寺もち」が大好きで今まで何度か来店しておりますが、焼きたてを食べられるのは今回が初めてのことでした!嬉しい。

焼きたてを実食

焼きたてのタイミングで「水前寺もち」を食べられることは珍しいことなので、今回はそんな貴重な焼きたてアツアツの味もレポートさせていただきますね。

「水前寺もち」の大きさは手のひらにぴったりと収まるぐらい。北海道産のあずきと熊本県産のもち米を使用しており、もち米は熊本県のお米屋さんで挽いて粉にしてもらっているそうです。

こんがり焼けたもち米の香りがたまりません。外皮は驚くほどカリカリ!中はすごく柔らかい!外皮はどことなく焼きたてのお煎餅のようで、とってもおいしい!!!

あんこは粒あん。一から手作りしている無添加のあんこが最高に美味です!!!あんこの甘みと香ばしい餅の相性が抜群で、優しくて上品な美味しさが口いっぱいに広がっていきます。

少し時間が経つと食感が変化

家に持ち帰ってから、再び実食!

見た目でも分かるほど、弾力のあるもっちりとした外皮に変化していました!

もちもちの食感と、あんこのなめらかな舌ざわり。福岡県太宰府で有名な梅ヶ枝餅に似ている感じもします。美味しい!!!

しっとりした外皮を噛むたびに、おいしい風味が口の中に広がって至福時間を満喫。モチモチ感が最高です!

もしも外皮が固くなった場合は、温めてからおいしく召し上がりくださいね。

まとめ

店頭で買った「水前寺もち」は、店の座椅子に座って食べることもできますし、食べ歩きしながら参道を散策するのも楽しそうですね!

店内には昔ながらのアラレやお煎餅、

熊本県産のお漬物など

数々の熊本の名産品が揃っていました。

ちなみに私は、帰り際に「しょんしょん」を購入。出来立てほやほやの白ご飯にかけて食べたら、酒の肴とご飯のお供に最高でした! 夫婦二人で切り盛りされていて、「水前寺もち」は約90年間ずっと変わらない味を守り続けていらっしゃいます。「お菓子のおくやま」は二度と忘れられなくなるほどの優しい美味しさと温かみがある店です!!ぜひ、近くに寄った際には立ち寄ってみてくださいね。 ※記事公開後は混み合う場合がございますので、日を空けてご利用ください。

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