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柴犬あるある、おトイレしているとことろを見られると、お耳が後ろにそっちゃうとこ

いぬのきもちWEB

今週の「柴犬のここが好き」


おトイレしているとことろを見られると、お耳が後ろにそっちゃうとこ。

「そ、そんなに見ないでくださいよ〜」

恥ずかしいのかな?

本当のところは分かりません。
力が入った時にお耳が後ろに引っ張れるのかもしれないし、おトイレが気持ちよくてそうなるのかもしれない。
ただ、その時の表情がちょっと頼りなくて恥ずかしそうに見えるのです。

おトイレの時って無防備ですもんね。
ちょっと不安な気持ちがあるのかもしれません。
ご主人が見張ってくれていて安心するのか、ご主人に見られてさらに緊張しちゃうのか。

「あ、そろそろ大きい方が出るな。」と身構えた時にお友達の姿が見えて、ひゅっと引っ込んじゃう時ありますよね。
あのなんとも言えない気まずい雰囲気も好きです。
やっぱりそこは見られたくないよね。

わかる、わかるよ。
そんな空気を全く察することなく「こんにちは〜!!」とやってくるお友達の純真無垢な感じもまたいいのです。
犬間関係も色々あって観察するのは面白いものです。

今週のおまけ


今週のおまけ


こよみさんのお耳がそっちゃうのはたいがい『気まずい』時です。
話しかけても目を合わさず、すーっとお耳がそるのです。

この時、一体何が気まずかったのか覚えていませんが、気まずそうですよね。

「なあ、こよちゃん。なあなあ。ちょっとこっち向いて」
「・・・」
「なあって」肩ポンポン
「・・・・」

何も聴こえていません。
視界にも入っていません。
触られてもいません。

「もーっ」ハグしてぎゅーっ。
「・・・」スッ。

重い腰を上げて立ち去るこよみさん。
やめてというわけでもなく、スッと私の腕から抜けて立ち去るこよみさん。
残された私の方が気まずいんですけど。

おそらく、こよみさんのこの気まずそうな雰囲気に意味はありません。
ただ、ちょっとお耳を逸らして座っていただけ。
そこにいつも私が勝手にストーリーをつけてしまうのです。

こよみさんの表情から全てを読み解くことは不可能です。
私の推測でしかありません。
でもそれがたまたま合致することもあるかもしれない。
それくらいでいいんだと思います。

作者紹介:ここ柴


京都府在住。柴犬の魅力をイラストで表現してSNSで発信、共感を呼び、「ここ柴部」のハッシュタグとともに話題に。そのイラストは、ドラマ・映画「柴公園」のエンドロールにも登場。柴犬たちのクスッと笑える生態を描いた書籍「柴犬のここが好き」を出版。

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