千里海岸での投げ釣りで18cm頭にシロギス30匹【三重】午後帯だけでキャッチ
梅雨が明けて夏休みに入った7月下旬、三重県津市の千里海岸へ午後からキスの投げ釣りに出かけた。釣行当日の前半は小型キスばかりだったが、後半はサイズアップしてコンスタントにヒット。キスのパワーのある引きを楽しめた。
千里海岸でキス投げ釣り
当日の潮は大潮で満潮が午後6時57分。上げ潮を狙って午後3時すぎに到着すると、マリーナ河芸寄りの海岸は涼を求める家族連れの海水浴客でにぎわっていた。
護岸道路沿いに駐車場があり、マゴチ狙いの人も多い。サオを出せるスペースを探して護岸道路をマリーナ河芸から中ノ川方向へ移動する。
千里海岸の真ん中くらいまで来ると人は少なくサオが出せそうだ。しかし駐車場から少し歩かなければならない。海水浴を楽しむグループから十分離れた場所まで道具を持って歩くと、大粒の汗が噴き出した。
前半のキスは小型中心
釣り座が決まったら早速準備に取り掛かる。4本バリ仕掛けにカットしたイシゴカイを刺し、前方へ50mほど投げ込む。仕掛けが着底したら、リールをゆっくり巻きながらサビいてキスの反応を探る。
海からの風で多少涼しいが、白波が打ち寄せている。アタリがないまま仕掛けを回収すると、小型のキスが2匹掛かっていた。
次は少し右方向へ投入したが反応なし。左方向は小型がトリプルヒット。ハリをのみ込まれた魚以外はリリースしていく。
サイズアップを狙って飛距離を80mに伸ばすと、急に重くなってカニが上がってきた。
17cmキスがダブルヒット
少し左右に投げ分けて探っていくと、コンコンと明確なアタリが出た。そのまま追い食いを待っているとクンクンとアタリが続いた。巻き上げると17cm前後のキスがダブルヒット。ようやくサイズアップに成功!
4本バリにパーフェクトはなかったがシングル、ダブル、トリプルと好調にヒットした。
当日最長寸18cm登場
午後5時前になると中ノ川方向にも夕マヅメを狙う釣り人が増えてきた。ルアーマンばかりで投げ釣り師はいないのでちょっと寂しいが、水分を補給しながら投入を繰り返す。
コンコン、ギューンとサオ先をひったくるアタリは当日最長寸の18cm。砂浜の女王と呼ばれるキスからは想像できないパワーに驚いた。
前半は小型キスばかりだったが、後半はサイズアップしてコンスタントにヒット。パワーのある引きを楽しんで午後6時にサオを収めた。
最終釣果
キープしたキスは11~18cm30匹。投げキスは最高だ♪
夏のサーフは海水浴客が多いので、十分離れた場所からサオを出そう。迷惑駐車やゴミのポイ捨てはやめよう。喉が乾かなくてもまめに水分補給しながら釣りを楽しもう。
<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年8月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。