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青少年の健全育成に 補導員、研修で糸口探る

タウンニュース

議論する補導員たち

保土ケ谷少年補導員連絡会(島田学会長)による研修会とグループディスカッションが2月22日に保土ケ谷警察署で行われた。青少年の健全育成などの糸口を探ることが狙い。有識者を講師に迎え入れ、少年補導員は今後の活動に活かせる情報収集に取り組んだ。

同連絡会には現在24人が所属。保土ケ谷警察署長の委嘱を受け、子どもの非行防止などを目的に活動する。街頭補導活動や定例パトロールのほか、小学生や保護者のネットリテラシーを高める「サイバー教室」などを企画。社会情勢を踏まえ、犯罪防止に向けた取り組みを進める。

少年補導員の定年は70歳。定年を迎えた会員が「少年支援委員」と呼ばれる相談役の立場となり活動する体制は、同連絡会ならではのもの。現役で働く補導員の代わりに平日の地域イベントに参加するなどして、縁の下から組織を支える。

長年にわたり開催してきた研修会に加え、昨年からグループディスカッションを導入。市内の公立小中学校でいじめの認知件数が2021年度から23年度までの3年連続で増えている現状を受け、今年の研修会はいじめの防止や早期発見に役立つ内容にした。

研修会には、神奈川被害者支援センターの永野弘幸所長と佐々木みどりさんが講師として登壇。いじめや犯罪の被害者支援などに取り組む同センターが提供する「いのちの大切さを学ぶ教室」について紹介し、補導員は2人の話を聞きながらメモを取っていた。

研修会後に補導員同士で来年度の方針について話し合うグループディスカッションを実施。補導員の活動の認知度が薄く、地域との触れ合いが少ないことなどの課題を挙げた。小中学校での啓発活動を積極的に行うなど、課題解決に向けた意見を出し合っていた。

島田会長は「今年度は昨年のグループディスカッションを経て、アワーズで行われている定例清掃への参加やこどもの国での交流イベントの企画などが実現した。来年度も目的意識を持って活動したい」と話した。

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