生臭ささゼロ!「さんまのしょうが煮」をフライパンひとつで作ろう
秋になったら食べたい!さんまのしょうが煮♪
秋の味覚のひとつに挙げられるさんまは、脂がのった旬の時期にいただくのが一番です。定番の焼き魚に飽きたら、さんまのしょうが煮はいかがでしょうか。骨までやわらかくまるごと食べられるので、子供からお年寄りまで喜ばれること間違いなしですよ。
味がしっかりと染み込んだ甘辛い味わいは、ごはんによく合うと家族からも好評でした。辛いのが好きな方は、輪切り唐辛子を入れて煮込んでもおいしいですよ。
臭みなし!さんまのしょうが煮の作り方
調理時間:30分
保存期間:冷蔵で2~3日、冷凍で2週間
甘辛くほろほろとやわらかいさんまのしょうが煮を、プライパンひとつで作るレシピをご紹介します。臭みを取るためのしょうがや酒、骨までやわらかく煮付けるために穀物酢を入れ、圧力鍋を使わなくても気軽に作れるレシピです。
余ったりたくさん作ったときには、空気に触れないよう密閉容器に入れて冷蔵庫で保存します。冷凍保存するときは、小分けにしてラップで包み、密封袋へ入れて保存しましょう。
材料(2人分)
さんま:2尾(120g)
しょうが:2片(30g)
煮汁
水:100cc
砂糖:大さじ1杯
しょうゆ:大さじ2杯
酒:大さじ2杯
みりん:大さじ2杯
穀物酢:大さじ1杯
コツ・ポイント
煮込んでいるときは煮崩れを防ぐため、サンマやフライパンはあまり動かさないようにしましょう
臭み取り効果のあるしょうがは良く洗い、皮ごと千切りにしましょう
火が強すぎると焦げたり煮崩れしやすくなります。中火~弱火でゆっくりコトコト煮込みましょう
作り方
さんまを切る
さんまの頭と尾を切り落とし、4等分にカットします。頭はエラのうしろから切り落とします。
箸で内臓を押し出しながら流水でよく洗い流します。しょうがはよく洗い、皮付きのまま千切りにします。
煮汁を作る
フライパンに、水、砂糖、しょうゆ、酒、みりん、穀物酢を入れ、火にかけ沸騰させます。
フライパンで煮る
煮汁が煮立ったら、カットしたさんまを並べ、その上から千切りにしたしょうがをのせます。
落し蓋をし、その上から蓋をして、中火~弱火で15~20分ほど煮込みます。
煮汁を煮詰める
落し蓋を取り、さんまに煮汁をスプーンで回しかけながら煮汁を煮詰めていきます。
できあがり
しょうがごと器に盛り付けたら完成です。白いりごまや小口ねぎをちらすときれいですよ。
よくある質問
煮汁が多いときはどうしたら良いですか?
煮汁はしっかりと煮詰めて濃厚な味に仕上げます。蓋をせずに、スプーンで煮汁をさんまに回しかけながら煮詰めます。煮詰まるのに時間がかかりそうなときは、火を強めにし、焦げないよう注意しながら煮詰めましょう。
チューブのしょうがでも作れますか?
しょうがはチューブのタイプのものでも作れます。しょうが1片に対し、チューブで4~5cm、または大さじ1杯弱の量で代用できます。さわやかな香りや味や味わいの生のしょうがにかないませんが、忙しいときや、生のしょうががないときにはチューブタイプのものが便利ですよ。
さんまのしょうが煮は骨まで食べられるさわやかなおいしさ!
しょうがをたっぷりと使うさんまの煮物。さっぱりとした甘辛さがご飯によく合います。しょっぱいのが好みの方はしょうゆを、甘いのが好きな方は砂糖を少し足して調節もできますよ。生臭くささがなく食べやすいさんまのしょうが煮をぜひ作ってみてくださいね。
ライター:とも花(料理家 / レシピライター)