猫が寝るときに『手で顔を隠す』理由3つ!環境の改善が必要な場合も
1.光が眩しい
本格的に眠りたいとき、強い光やちらつきは厳禁です。しかし昼寝のときに顔を隠しているなら、もしかすると太陽が移動して眩しくなったのかもしれません。また飼い主さんにくっ付いて寝ようとしたら、天井灯がちょうど眩しい位置にあったのかもしれません。
原因が明かりだと分かっているときは、それとなくカーテンを引いたり小さなタオルで顔をおおってあげたりして、光をさえぎるといいでしょう。とはいえ本格的に眠りたいときは猫が自分で寝場所を変えます。そのまま可愛い姿を見ていても全く問題ありません。
2.子猫気分になっている
猫が眠っているとき、突然伸びをして手を交差させてぎゅううっと顔をこすり付け、そのまま顔を抱きかかえるようにしてまた眠りこむことはありませんか?そのこすりつける仕草をみていると、眠たい幼児がお母さんに甘える姿と似ていないでもありません。もしかすると顔をこすり付けるのは、幼児気分でいるのかも。
正確なことは分かりませんが、猫の機嫌がいいことだけは間違いありません。幼児返りするほど愛猫が幸せでお家が大好きだということなら、お世話係としてはとても嬉しいことですね。
3.空気が冷たい
猫は空気が冷たいとき、鼻を毛皮に押し込んで寝ます。それは寒い時期に体が冷やさないための大切な工夫のひとつです。もし顔を手で隠しているのが寒い時期なら、もしかすると空気が冷たすぎるのかもしれません。
日向ぼっこしていたけれど日が陰ってきたときなら、そのうち猫が自分で移動します。しかし部屋が冷え切っているときは、どれだけ丸くなっても間に合わないかもしれません。
最近は春や秋の気持ちのいい季節が少なく、暑い夏からいきなり寒い季節に移行します。多少暑い時期でも暖かい隠れ家は用意しておき、急な温度変化に備えておくといいでしょう。また天気予報を気にしつつ、早めのエアコン利用もおすすめです。
まとめ
猫が手で顔を隠して寝るのは、人と同じでやはり眩しいからというのが一番の理由かもしれません。
気候の良い時期ならそのまま可愛さを堪能すればいいだけですが、しかし寒い時期なら鼻をおおって寒さをしのいでいるのかもしれません。
季節の変わり目を迎えたら、多少部屋が寒くなっても平気なように、早めに屋根付きの暖かい隠れ家を用意してあげてくださいね。