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「デアデビル」シーズン2のデアデビルVSパニッシャー戦の涙、実はただの汗だった ─ ジョン・バーンサル「俺のシーンで泣いてると思った」

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マーベル・ドラマ「デアデビル」シリーズで、主人公マット・マードック/デアデビル役を演じるチャーリー・コックス。版で描かれたフランク・キャッスル/パニッシャーとの印象的な対決シーンで見せた涙について、知られざる裏話を明かした。

米の動画インタビューには、コックスとウィルソン・フィスク/キングピン役のヴィンセント・ドノフリオが登場。Netflix版「デアデビル」の名シーンを鑑賞しながら、舞台裏のエピソードを語り合っている。

「マーベル/デアデビル」にて独占配信中 (C) 2025 MARVEL.

中でも注目すべきは、シーズン2第4話『ペニー・アンド・ダイム』のデアデビルとパニッシャー(ジョン・バーンサル)が墓地で対決するシーン。戦いがひと段落すると、パニッシャーは悲劇によって失った我が子の思い出を語る。辛い話を聞き終えたデアデビルは、マスクの下から涙をタラリと流す。

コックスは「何よりもまず、ジョンの演技が素晴らしい」としたうえで、同エピソードの完成後、プロデューサーの一人から「君とジョンが墓地で演じたシーン、本当に良かったよ!」 と言われた時のことを振り返った。「僕はすべてジョンのおかげだと思っていたので、 “おお、すごい” という感じで聞いていました。“素晴らしい、さすが彼だ” とね」。

ところが、「彼が君に話している場面で、君が泣いているところ」と言われ、コックスは驚いたという。「“えっ?あのシーンで泣いていた覚えはないな” と思いました。もしそうなら覚えているはずです」。

なぜ、このような認識の違いが生まれたのか?コックスはシーンを観返したことで、その理由に気付いたという。

「そこに至る前に、僕はジョン・バーンサルを何度も丘の上まで運び、彼を下ろしていた。その時とにかく “彼がセリフを話している間、なるべく息を乱さないようにしよう” と考えていました。だから、ヘルメットの下は汗だくです。そのうち汗がマスクを流れ落ち、頬を伝ってきました。そのせいで、涙を流しているように見えたわけです(笑)。」

なんとデアデビルの涙の正体は、ヘルメットの下の滝汗だったようだ。コックスいわく、バーンサルも涙だと思っていたらしく、真相を聞いて「あれ、そうだったのか?俺はあの時、“こいつ、俺のシーンで泣いているな” って思ってたんだよ」と返したそうだ。

異なる正義感をぶつけ合う因縁の2人は、「デアデビル:ボーン・アゲイン」で運命の再会を果たした。パニッシャーは今後単独ドラマスペシャルも控えており、ますますの出番が約束されている。果たして、マット・マードックとフランク・キャッスルの物語はどう転がる?「デアデビル:ボーン・アゲイン」はディズニープラスで配信中だ。

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Text:Kyoko、中谷直登

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